こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
バレンタイン3日前。
たいていこの時期には「あーまだチョコ買ってなかった」家族やあのひとに「もういい加減にチョコ、かわなくちゃ」などとと慌て、どこに買いに行こうかと考えている人が多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、いつもお食事の支度のためのお買い物をする、イトーヨーカドーを推薦します。
▲アリオ葛西店(イトーヨーカドー)のバレンタイン会場。広く、商品が多いのです。
イトーヨーカドー2020年バレンタインの概要発表会に登壇しました
先日は、バレンタインの発表会に登壇させていただきました。媒体各社向け発表会でしたので、すでに、多くの媒体が発表会の内容を報じています。
ひとつ例をあげると
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_9322529/
▲株式会社イトーヨーカ堂 新規MD開発部 荒幡淳さんと楽しくお話しする私
私は当日こんな話をしました。
売り場を拝見しましたが、海外ブランドからオリジナルブランド、キャラクターまで約760アイテムあるということで、すごくワクワクしてしまいました。また、最近は、SNS映えがトレンドで見栄えが良いものが人気。また今注目されている“カカオ”の個性を生かしたチョコレートが流行していますので、ヨーカドーさんのラインナップを見て、トレンドを押さえていると感じました。
これは当たり前ですが、本当に感じたことで、大袈裟ではなく、素晴らしいと思いました。760アイテム、良い意味で気楽に見られて、楽しい。
想像以上に、ワンダーランド的で、長居してしまいました。百貨店や高級チョコレート専門店には並ばない、笑っちゃうようなチョコレートもある。「これ、あの人にあげたらうけるかも」なんて、色々な人の顔を想像しながら、商品を眺めてしまいました。
イトーヨーカドーオリジナルチョコレートはカカオに注目していた
私が登壇時に、試食したのは「カカオヴォヤージュ クランチアンドショコラ」です。
カカオをデザインに取り入れたシリーズで、フランス、カオカ社のクーベルチュールを使用しています。ダークの方に特に「カカオ」の個性を感じました。アーモンドとフィヤンティーヌ入り。
そして、ここもポイント。
バレンタインに重要、「紙袋」。
この点は流石、バレンタインチョコレートには、イトーヨーカドーのロゴは入っていない、特別な紙袋が用意されています。お夕飯のお買い物と一緒に買った、とかは思われないわけです!
笑いを誘う系チョコの充実
さらに、私が実は盛り上がったのは「笑えるチョコレート」の存在。百貨店や、チョコレート専門店へいっても、こういう類は商品はなかなかみつからないのですよ。
▲メゲナイン、チョコダミン……
おもしろい。。納豆のパックをモチーフにしたチョコレートもあって、こういうのを差し上げたい方も、ふさわしいシーンがあるなぁ……とイメージしました。
色々想像してこっそり1人で微笑んでいたら、ある媒体の記者さんにお声をかけられ、個別取材を受けることになりました。そのとき私が話したことをもとに作られた記事がこちら。
LIMO
https://limo.media/articles/-/15895
……とてもリアルです。
*電車賃に換算したひと=さらば青春の光の森田さんです。グノシーチャンネルでご一緒したとき
「え、これ一個で原宿から亀戸までいけるやん!」とおっしゃって。
手作りチョココーナーの充実
もう一つ注目したいのは、手作りコーナーの充実。イトーヨーカドーのバレンタインチョコレート売り場には、シールやパッケージ、手軽にできるキットが豊富です。
▲お子さまと一緒に作って楽しめる
少し前に「チョコレートフォーラム」というイベントで私がお話した内容と重なりますが、お父さんへのギフトを簡単に作れるキット。こういうものってとても良いですよね。
明治さんの調査によると「手作りチョコレート」をお父様に渡す予定の10代女性が非常に多かったのです。考えてみれば、可愛いチョコをお嬢様からもらって、喜ばないお父様はいませんよね?
このような、親子で楽しめるチョコを、私は独自に「パパチョコ」とよんでいます。
「チョコレートストリート」が可愛かった
かわいいチョコレートが数十種類ならぶ、楽しいコーナーもあります。
このチョコレートを作っているのは、チョコレートファンにはおなじみの会社です。デザインをじーっとみていると、チョコファンならわかるかも?かわいいですね。
イトーヨーカドーの、ハトソンくんが気になる存在。
イベント中の様子です。イベントでチョコレートについて話す私の、左側にいるのは、ハトソンくん。
▲話す私を見守るハトソンくん
楽しくお話させていただきました。
イトーヨーカドーのバレンタイン媒体各社向けの発表会は、内容は私にとっても勉強になるものでした。バレンタイン担当者さまにお話を伺い、スーパーマーケットのバレンタインチョコレートへの真摯なお取り組みがわかりました。トレンドを取り入れつつ、親しみやすいラインナップを目指していらっしゃるのです。
背伸びしないバレンタイン。そんな言葉が浮かんできました。
バレンタイン3日前ですね。まだチョコレートのお買い物が必要な時期です。お家の近くにイトーヨーカドーがあれば立ち寄ってみてください。思いがけない楽しい、素敵なチョコレートに出会えそうです。
チョコレートジャーナリスト 市川歩美