こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
10月24日から25日まで、ヒルトン東京ベイで「 Hilton Food and Beverage Masters(F&B マスターズ)」が開催されました。パティスリー・サダハル・アオキ・パリの青木定治シェフとともに、私(市川歩美)も、製菓部門の審査を担当。6部門の優勝者は、25日の夜に発表されました。
ヒルトンF&B マスターズとは
Hilton Food and Beverage Masters(F&B マスターズ)は、ヒルトングループ内で開催される盛大な大会で、才能の発掘と、人材育成を目的にしています。
グループ内の全社員が対象で、部門は、菓子・料理・バリスタ・ソムリエ・バー・フォトの6部門。
今年の決勝大会には、日本、韓国、ミクロネシアのヒルトングループ各ホテルから選ばれた、80名が集まりました。
審査は、各界の専門家により、厳正に行われます。優勝者には、賞金や海外での体験ツアー、優勝メニューをホテルで販売する、などの特典が贈られます。
2022年大会の会場は、千葉県浦安市にある ヒルトン東京ベイ でした。
参考:ヒルトン 「F&Bマスターズ 2022」日本・韓国決勝大会開催https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000033161.html
2022年F&Bマスターズ 製菓部門(Dessert Challenge)
製菓部門(Dessert Challenge)は、24日の朝、開催されました。
調理部門の決勝大会参加メンバーのホテルは、ヒルトン東京、ヒルトン東京ベイ、コンラッド東京、ヒルトン小田原リゾート&スパ、ヒルトン名古屋、ヒルトン大阪、コンラッド大阪、ヒルトン広島、ヒルトン福岡シーホーク、ヒルトン瀬底沖縄リゾート、コンラッドソウル。
制限時間は、3時間半です。
時間内に、会場で並べられた様々な材料・調理器具を使い、3品(ホットデザート、コールドデザート、ホールケーキ)を作り上げる必要があります。
またテーマとなる食材がありますが、それは当日まで明かされないため、その場でレシピを作り、タイムマネージメントを行い、プランニングをすることが求められます。味はもちろん、審査員へのプレゼンテーションも、重要なポイントです。
今年の製菓部門 優勝者
10月25日のガラディナー会場で発表された、2022年F&Bマスターズ製菓部門の結果は、以下でした。
1位:Miyu Takahashi さん(ヒルトン東京ベイ)
2位:Shogo Aimitsu さん(ヒルトン広島)
3位:Maho Suzukiさん(ヒルトン名古屋)
*画像はしばらく時間が経って撮影したものなので、一部が溶けていたりします。
上位3位までが発表されますが、みなさん全員が素晴らしい
結果は6部門、上位3名のみが、発表されます。そして壇上で、記念撮影。
そういえば。
ガラディナーでの結果発表後、私の席まで挨拶とお礼を言いにきてくださったメンバーさんが何人かいたんです。作品への感想の補足を、熱心にきいていった方も。
素敵ですよね、うれしかったです。
青木定治シェフは、まさに世界のアオキさん、超過密スケジュールの中で会場にかけつけていました(驚愕のスケジュール!)が、審査員としてジャッジとなれば、真剣そのもの。私も、前後のあらゆることを整えました。
まわりを思いやれる心の奥行きも、大事ですね。それは作るものに現れ、成果となり、多くの人を幸せにするでしょう。今の順位と関係なく、私はみなさんのことが楽しみです。
改めて、優勝を目指して全力投球したみなさん。思い出せば、作品すべてを、もう一度味わい、みなさんと個別に語り合いたいくらい魅力がありました。ありがとうございました!
そして大勢が関わる大会をとりまとめ、支えた社員のみなさん、ヒルトン東京ベイのみなさん、さらには魅力あふれる商品を取り扱う、数多くの協賛企業のみなさん。出会えてうれしかったです。ご準備も当日も、本当に本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
ヒルトングループのホテルの発展、そして未来が楽しみです!
text & photo
チョコレートジャーナリスト 市川歩美