洛北・鷹峯のアフタヌーンティ アマン京都とROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts

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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

日本経済新聞(NIKKEI The STYLE)で 7月9日に掲載された記事が、日本経済新聞電子版でも公開されています。取材・執筆は私、市川歩美です。ちょこっと取材中に撮影した写真などをご紹介しつつ、どなたでも読めるように、記事をリンクしてご紹介します。

目次

鷹峯とは

鷹峯は、市街地の喧騒を離れ、奥深い自然や歴史を求め、国内外から多くの人が訪れる地域です。

京都市北部(洛北)の金閣寺の北側に位置し、歴史的には、江戸時代初期に本阿弥光悦が芸術家村を築いたことで知られています。光悦の一族や多くの芸術家が移り住み、次々と新たな芸術が生まれました。琳派発祥の地でもあります。

森と清流、清々しい空気が残るこの地には、2つの高級ホテルがあり、地元食材と文化への敬意をこめたアフタヌーンティーが提供されています。

「アマン京都」と「ROKU KYOTO,LXR Hotels&Resorts」の、洛北の大自然と地元の食材を活かしたアフタヌーンティーについて、今回の記事にまとめました。この地で、心静かに味わえば、文化と歴史を感じることができるでしょう。

アマン京都」のアフタヌーンティー

鷹峯にある「アマン京都」は、自然林を有する32万平方メートルに及ぶ広大な敷地の中に佇んでいます。苔むした石畳や巨大な庭石が点在し、初めて訪れれば、そのスケールに圧倒されることでしょう。

アマン京都には、なるべくホテルに近いエリアで 取れた素材を使ったアフタヌーンティーがあります。地元の食材と文化が反映されているのが特徴。 時期によっては、琳派をテーマにしたアフタヌーンティーが提供されることも。

重箱にいれて提供されるアフタヌーンティーは、一段目がセイボリー、二段目がスイーツです。近隣の北区や洛北エリア、続いて京都市内とできる限り近くで採れた食材が使われているのが特徴で、 夏のアフタヌーンティーには、重箱の中の菓子の全てに野菜が使われています。

賀茂茄子、枝豆、トマト、胡瓜など、京都市北区上賀茂産のみずみずしい夏野菜が選ばれていました。

セイボリーは記憶に残る美しさ、そして美味。このアフタヌーンティーの魅力は、味覚のみならず、空間ごと五感で味わうことにあります。芸術作品を鑑賞した後のような充実感があるのです。

「ROKU KYOTO,LXR Hotels&Resorts」のアフタヌーンティー

こちらも、鷹峯です。鷹ヶ峰のふもとにあるホテル「ROKU KYOTO,LXR Hotels&Resorts」にも、洛北の魅力を伝えるアフタヌーンティーがあります。

ホテルにあるレストラン「TENJIN」のテラス席は天神川のほとりにあり、鷹峯ならではの景観を満喫できて素敵。窓際の席やテラス席が人気を集めています。

夏のメニューは鹿ケ谷かぼちゃのチーズケーキや、かわいらしいスイカ型の、嵯峨野のスイカのジュレ入りチョコレート菓子など。京都の食材を活かした一品が揃っています。

記事にも書きましたが、ぜひ味わいたいのがフレッシュハーブティー。ハーブの香りが、生きていて、本当においしいのです。

ハーブが栽培される自社農園も取材させていただきました。10種類のハーブが生き生きと育ってぃす。山椒やオリーブの木も植えられ、 今後は他の植物を植えることも考えているそうです。

日本経済新聞の記事はこちら

チョコレートやカカオをテーマに取材・執筆することがメインの市川歩美ですが、こういったテーマの取材をして、情報をお伝えすることもあります。いくつかのメディアでお伝えしますので、 チョコレートジャーナル読者に関心のありそうな情報は、こちらでもご紹介することにしますね。

日本経済新聞の日曜日の紙面 NIKKEI The STYLE

この記事で紹介しているアフタヌーンティーメニュー、両ホテルともに7月と8月限定のメニューです。

京都の北部は、洛中の喧騒からは 考えられないほど、静かな別世界。私も何度か訪れている、私の好きなエリアでもあります。アマンからは光悦寺や源光庵まで、歩いていけますので、あわせてどうぞ。

text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美

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