こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げるジャーナリスト、市川歩美です。
7月6日放送の日テレ「シューイチ」、ご覧になってくださいましたか?この日の「今昔NEWSイッチ」、テーマは、「みんな大好き チョコレート菓子史」でした。素晴らしい内容だったんです!
日本のチョコレート菓子の歴史をコンパクトに

時代ごとに移り変わってきた、誰もが一度は食べたことのある懐かしの大ヒットチョコ菓子たちがずらり。すごい!当時はかなり斬新だったアイデア、画期的なチョコは、今も私たちを楽しませてくれています。
私は、日本のチョコレート菓子が実は大好きです。だって子どものときに、私に幸せをくれたチョコたちだから。日本のチョコたち、きっとあなたの思い出の中にもあるはずです。
市川歩美が日本のチョコレート菓子を解説しました
日テレ「シューイチ」のディレクターさんが企画した「チョコレート菓子の歴史大調査」というこのコーナー。それにしても、オンエアをみて感激しました。永久保存版にしたいほどの良い内容でした。
私は監修的にお手伝いしつつ、出演、解説もさせていただきました。ディレクターさんが優れた方で、集められた映像や音源が貴重、かつ限られた時間内の、構成が素晴らしいんです。
よくリサーチされ、日本のチョコレート菓子の歴史がわかりやすくまとまった、価値ある特集でした。

放送後には……
「わー、あゆみさんが出てる!」「内容が濃くて満足」「価値のある内容でした」「おもしろかった、懐かしかった」「私はこのチョコが好きだった」「娘も大好きなチョコが出てきた」
などなど、たくさんの声をいただきました。と同時に、「見逃したけどTVerにはないの?」「録画しておけばよかった」というお声もありました。
日本のチョコレートのはじまり

日本のチョコを語るうえでまず語るべきは、1909年に森永が初めて板チョコレートを作ったこと。そして1918年に、カカオ豆から一貫製造したチョコレートが日本で初めて誕生したことです。
そこから、明治、ロッテ、森永、グリコなど、名だたるメーカーが次々にヒット商品を生み出しましたね、それをコーナーでは辿っています。

みんなの知ってるスター的存在のチョコ菓子が続々。さらには、チョコバットや麦チョコといったロングセラーのお話もしましたよー、うーん懐かしいでしょ?今も健在なんですよ、うれしいなぁ。
市川歩美はスーパーやコンビニチョコも好きです

「あゆみさんは高級チョコばかり食べているのかとおもいました」
などと言われることがありますが、そんなことはありません。だって、考えてみてください。私がチョコ好きになったのは5歳ごろ。当時、今のように高級チョコレートなんて身近になくて、こうしたいつも近くのお店で買えるおいしくて楽しいチョコたちが私の原点です。
だから今でも、私は、私にチョコをもたらしてくれた日本の大手企業に感謝していますし、こういった日本のチョコたちを心からリスペクトしています。さらに今もウォッチして、たびたびほほー、すごいななどと感心しています。

画面をみると、日本のチョコ菓子を語る私は、なんだか妙にうれしそう!笑
テレビで伝えるチョコレートの魅力
というわけで、ディレクターさん、収録でお世話になったプロデューサーさん、スタッフさん、そして、いつもお世話になっている各社のみなさま、資料のご提供など、ありがとうございました。
前著の「チョコレートと日本人」「味わい深くてためになる 教養としてのチョコレート」では、日本のチョコ菓子についてここまで詳しくは書けませんでしたから、日本の菓子チョコたちのお話ができて、私はとてもハッピーでした。
テレビだからこそ伝えられることが、やはりあります。広く多くの方に届けること。そして貴重な映像や音源、そしてリズムです。音と映像はチョコの歴史を物語り、今に伝えてくれます。機会があれば、またテレビからも日本のチョコレートの歴史と魅力を、多くの方にお伝えしていきたいと思っています。
text ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト市川歩美
https://www.chocolatlovers.net