こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げるジャーナリスト、市川歩美です。ダンデライオン・チョコレート(東京・蔵前)で、ウガンダ産カカオを楽しめる、季節限定の「チョコレートパフェ -SEMULIKI FOREST, UGANDA-」が6月6日(金)から登場しています。テイクアウトもできます。
ウガンダ産カカオと3種の柑橘のパフェ
「ウガンダ産カカオと柑橘のパフェ」と聞いて、はい、楽しみに出かけてきました。美味しかったですよ!この記事では、これから出かけよう思っている方のために、パフェの説明をします。

カップ入りなので、手で持って楽しく味わえるチョコレートパフェ。
パフェは9つのパーツでできています。すべてのパーツが自家製だそう。すごい。そしてウガンダ産カカオ豆がもつオレンジのようなジューシーな酸味にあわせ、3種の柑橘(ブラッドオレンジ、ミネオラタンジェロ、ネーブルオレンジ)を使っています。

シェフの高橋さんいわく、夏なので、明るく元気になれる色、という意味でもオレンジを選んだそうです。
柑橘の苦味と香りで夏を感じる
パフェにトッピングされているきれいな丸い柑橘が「ミネオラタンジェロ」とのことで、聞き慣れなくて、どこで切って発音すればいいか悩んじゃう、などと思いましたが、さておき、シェフの高橋さんによると、「オレンジチップを作るために、いろいろためしてこの柑橘に決めたたんです。甘みと酸味のバランスが一番よかった」そうです。
キラキラしていてかわいいです。華やかで可愛らしいアクセントに。

ミルクアイスクリームはカカオニブで香りづけた自家製。ピスタチオのトッピングは風味のアクセント。
ダイス状にカットしてあるブラウニーはウガンダ産カカオのチョコチップ入りで、結構チョコ感があります。最もウガンダ産カカオを感じるのは水ガナッシュ。チョコレートクランブルがサクサクしていいかんじ。
その下の層が柑橘です。

ブラッドオレンジのゼリーがふるんとしていて、中にオレンジの果肉を薄皮ごと煮詰めたコンポートが入っています。この薄皮がいいんです。苦味があって、「みかん感」があって。フレッシュさもパフェを引き締めます。
一番下にパンナコッタ。カカオハスクで風味づけ、少しココナッツ風味にしたそう。なめらかでまろやか。チョコレートパフェにやさしい余韻を残します。

テイクアウトもできる、夏限定の一杯
カップがプラスチックなので、意外と食べやすいのもいいですよ。最後の最後までしっかりスプーンですくえます。そして軽いこの感じ、体験してみてください。
サンフランシスコの本店と同じウガンダ産カカオを使ったパフェです。夏限定なので、お早めに。お店の中で涼んでいただくのもよいですし、テイクアウトもできます。気軽に楽しめるおいしいチョコレートパフェでした。

INFO
商品名:チョコレートパフェ -SEMULIKI FOREST, UGANDA-
販売価格:1,500円(税込)
販売店舗:ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前
提供期間:6月6日(金)〜8月末までを予定
https://dandelionchocolate.jp/
text & photo ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト 市川歩美