こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
ピエール マルコリーニが、6月20日に、2022年夏の新作を発表しました。ベルギーの伝統菓子「キュベルドン」をフローズンスイーツにアレンジ。「フローズン キュベルドン」は、6月25日から販売開始となります。
やっとマルコリーニさんとお会いできた私
2年ぶりに来日し、新作を発表したピエール マルコリーニさん。
私(市川歩美)は、1月のプレス発表会でマルコリーニさんと対談するはずでしたが、ギリギリになって急遽、オンラインに変更(関連記事)。コロナの影響でお会いできなかったマルコリーニさんに、やっとお会いできた、という気持ちです。
今回は河北麻衣子さんとのトークがありましたので、多くのメディアで日本にいるマルコリーニさんの姿を、メディアでご覧になれると思います。

3枚は市川歩美撮影、右上はマルコリーニさん撮影(私のスマホを持って楽しく自撮り)
日本の夏にむけて作った冷たいデザート
さて。新作のお話です。
「毎年厳しい暑さとなる日本の夏に、爽やかで特別なスイーツをお届けしたい」と、マルコリーニさんが作ったのは、冷たいスイーツ。それが、フローズン キュベルドンです。ベルギーの伝統菓子がモチーフ。
マルコリーニさんは、ショコラティエとして有名ですが、実はパティシエであり、グラシエ(冷菓職人)です。発表会内でも、コメントしましたが「今回は、グラシエとしてのマルコリーニさんが本領を発揮している」と私は、感じました。
なんというか今日は、マルコリーニさんが作る氷菓の美味しさに唸った感じ。チョコレートではありませんが、ぜひ、ご紹介したいマルコリーニさんのクリエーションです。
ゆず&ベルガモット ストロベリー&ローズ
フレーバーは6種。それぞれご紹介しますが、6種そろって提供されます。
*ゆず&ベルガモット
ゆずの風味がしっかりと香り、ベルガモットの香りが華やかさを添えています。
*ストロベリー&ローズ
日本人が大好きないちごに、ローズのエレガントな香りをあわせて。
洋ナシ&ジンジャー&シナモン マンダリン&ジャスミン
*洋ナシ&ジンジャー&シナモン
洗練された一粒。私は、シナモンの香りを後半にみつけて、はっとしました。
*マンダリン&ジャスミン
マンダリンオレンジの風味がよいのです。そしてジャスミンはほのかに。
カシス&アーモンド 青りんご&ペパーミント
*カシス&アーモンド
アーモンドの香り(杏仁のような)が好きな私はときめきました。カシスとあわせるとは!
*青りんご&ペパーミント
青りんごとミント、グリーンのイメージの一粒。とても爽やか、清涼感があります。
フローズン キュベルドンとドリンクのセットメニューがある
6種のフローズン キュベルドンは、どんなスタイルで味わえるのか。
2つのメニューをご紹介します。2粒ずつ6種が、エルダーフラワーソーダ、またはシャンパンとセットになっています。

「フローズン キュベルドン&エルダーフラワーソーダ」※銀座本店、名古屋店内カフェのみ
1,650円(税込)
マスカットのような甘みのエルダーフラワーは、フローズンキュベルドンによくあいます。キュベルドンはグラスに入って、各種2粒ずつ、提供されます。こちらは、テイクアウトメニューでもあります。

「フローズン キュベルドン&シャンパン」※銀座本店、名古屋店内カフェのみ 4,180円(税込)
ワインがお好きな方なら、ぜひこちらを。シャンパンとのセットです。こちらもキュベルドンは各種2粒ずつ。シャンパンは、187mlの小瓶です。
マルコリーニさんのアイディアで、一粒、エルダーフラワーソーダのグラスにぽとん、と入れて、味わってみました。グラスの色がかわって、まずはきれい。そしてなるほど、新たな風味が現れます。一度沈めて、またスプーンですくって味わっても美味しかったです。
フローズン キュベルドン インフォメーション
銀座本店、名古屋店でイートインメニュー、グランスタ東京店、新宿店、渋谷店、御殿場プレミアム・アウトレット店では、テイクアウトメニューのみ提供します。
詳しくは以下のリンクを参考にしてください。
■ピエール マルコリーニ「フローズン キュベルドン」特設サイト
https://www.pierremarcolini-cuberdon.com/
■ピエール マルコリーニ公式サイト
https://pierremarcolini.jp/
<問い合わせ先>
ピエール マルコリーニ ジャパン
お問い合わせフォーム:https://pierremarcolini.jp/Form/Inquiry/InquiryInput.aspx
TEL. 0800-700-4560(受付時間:平日10:00〜18:00)
ところで、キュベルドンってなに?と思いませんでしたか?
これについては、マルコリーニさん本人とお話しましたので、続編で書きます。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
<続編はこちら>

