【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げるジャーナリスト、市川歩美です。
今日は、チョコレートもフランス菓子も大好きなみなさんへのニュース。フランス菓子のお店「オクシタニアル」が、6月29日、日本橋浜町にオープンします。中山和大シェフの、新しいお店です。
中山和大シェフによる「オクシタニアル」
「オクシタニアル」といえば、中山和大シェフですよね。以前からオクシタニアルのファンの方は多かったと思いますが、このたび中山シェフが独立され、移転して新たにお店をオープンされました。
「オクシタニアル」は2008年に誕生。2014年からは東京・水天宮前に本店がありましたが、この夏、日本橋浜町に移転してのオープンです。
明るい黄色をテーマにした店内は、気持ちがパッと心華やぐような空間。ショーケースには美しいフランス菓子がきれいにならび、売り場とキッチンがひと続きの設計になり、お菓子が生まれる気配を感じられます。
中山和大シェフの味
「オクシタニアル」を率いるのは、パティシエの中山和大さん。2012年から「クラブハリエ」のシェフとしてご活躍され、2015年より「オクシタニアル」のシェフを務めています。
中山シェフは、洋菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」では、日本代表として2度出場。2015年にはキャプテンとして活躍、準優勝に輝きました。
昨日は、関係者向けのお披露目の日でしたが、シェフのまわりには大勢の人が集まり、お人柄の良さと信頼の厚さが伝わってきました。
お祝いにかけつけていた小熊亮平シェフにもお目にかかることができて、うれしかったです。お話したくても、なかなかお会いできる機会がなかったので、こうして中山さんのオープンを機に再会できて感謝。
この日はクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー関連のお世話になっている方々をはじめ、多くの方がいらっしゃいました。みんな笑顔でスタッフのみなさんも本当に元気、オープンに向けての熱意を感じました。
チョコレートケーキ、そしてプリンはマスト
さて、チョコレート好きとしては、やはりチョコレートケーキが気になります。ショーケースの中でも、自然と目がいってしまうのはチョコレートケーキの存在！
シェフにチョコレートケーキをご紹介いただきましたが、おおお、やはり、というか、さすが、といおうか……とても美味しかったです。これについては、またあらためてご紹介したいと思います。
そしてもうひとつ。……みなさん、「プリン」って好きでしょう？
最近は瓶入りのプリンが多いですよね。でも重さやコストがかかる点を改善したいと、シェフは考えていたそうです。そこでオクシタニアルのプリンは、シンプルな紙のカップに入っています（写真右端）。それがなんというか、あとで瓶やカップをどうしよう、とか考えなくてよくていいんですよ。
フルンフルンとやわらかく、やさしい味わいで、心がほどけるおいしさ。私のおすすめなので、チョコレートケーキとあわせて、一度は味わってみてください。
アクセスと営業情報
「オクシタニアル」のアクセスです。東京メトロ「水天宮前」「人形町」、都営新宿線「浜町」など、複数の駅からアクセス可能です。
オクシタニアル
住所：東京都中央区日本橋浜町三丁目3番1号 トルナーレ日本橋浜町1階（102）
営業時間：11時〜18時
定休日：水曜日
最寄駅：
・東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩5分
・都営新宿線「浜町」駅 徒歩6分
・東京メトロ日比谷線「人形町」駅 徒歩7分
・都営浅草線「人形町」駅 徒歩8分
Ayumiあゆみの経験をシェア
住所をGoogleマップに入れて目指すと、少し迷うかも。私は近くの「エニタイムフィットネス」に入りそうになりました（笑）。コツは「トモズ トルナーレ浜町店」を目指すといいかも。そのすぐそばです。ドトールコーヒーも近くにあります。
6月29日・30日のセット販売情報
オープン初日の6月29日（土）と30日（日）は、セット商品のみの販売だそうです。上のポストを参考に。とってもおいしそう。気になるケーキをじっくり選びたい方は、7月以降にもでかけましょう。
地域に寄り添い、お菓子好き、チョコレート好きな方が遠方から訪れるお店になるでしょう。私もまた伺いたいと思っています。
text & photo ジャーナリスト／チョコレートジャーナリスト 市川歩美
