【The Chocolate Journal チョコレートレポート】by Chie Araki
新たなフレーバー、ブルーベリーが登場です。株式会社不二家では、「ルック（ア・ラ・モード）」をリニューアルし、2023年9月12日から全国で販売開始しました。
全フレーバーがフルーツに
黄色のパッケージでお馴染み「ルック（ア・ラ・モード）」。
4種類の味が1箱に入っていますが、最近まではバナナ、アーモンド、ストロベリー、パイナップルでした。今回ブルーベリーが加わったことで、バナナ、ブルーベリー、ストロベリー、パイナップルと全てのフレーバーがフルーツに変更されています。
甘さと酸味の絶妙なバランス
早速、私（荒木）が食べてみました。全体を覆うチョコレートの中に、フルーツフレーバーのセンタークリームが入っています。まずチョコレートが口どけて甘さを感じますが、同時にブルーベリーのジューシーさと、程よい酸味が加わって、後味が爽やかです。
史上初のブルーベリーフレーバーについて、不二家広報室にお聞きしたところ、「ブルーベリー本来の心地よい酸味と甘みを生かせるように甘く煮詰めたコンフィチュールのような風味を表現できるようにこだわりました」とのこと。
他の3種類も、チョコレートのコクとフルーツの甘さと酸味のバランスが絶妙です。酸味が入ることで、重たくなく、食べ進めることができます。断面もそれぞれのフルーツの色合いになっていますし、4種類の味を目でも堪能できます。
楽しくポップなパッケージ
パッケージも変わりました。
私が特にツボだったのは、箱を開けた時に見えるフルーツのイラスト。チョコレートを泳ぐように散りばめられたフルーツたちが可愛く、開けないと出てこないのが憎い演出です。
他にも「LOOK」のロゴが最大限大きくなり、フォントや色味にもこだわっているとのこと。フルーツの後ろにある黄色の波は、「チョコレートやクリームのもつ美味しさや温かさ」を表現しているそうです。
リニューアルを重ねてロングセラー
1962年の発売以来、定期的にフレーバーや形、パッケージのリニューアルをしてきた「ルック（ア・ラ・モード）」。
今回、新しいフレーバーが加わったことで、一人で存分に4種類食べ尽くすこともできますし、職場や友人たちに「どのフレーバーが好きか？」聞きながら一緒に食べても会話が弾みそうです。
「ルック（ア・ラ・モード）」史上初のブルーベリーとともに、他の3種の味もぜひ楽しんでみてください。
＜INFO＞
商品名：「ルック（ア・ラ・モード）」
発売日：2023年9月12日（火）全国発売
参考小売価格：オープンプライス
表示内容量：12粒
【The Chocolate Journal チョコレートレポート】text：荒木千衣
