【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】by Chie Araki
連日の猛暑で、外気温に左右されるチョコレートは買って帰るだけでもなかなか一苦労。ただ、チョコレートは食べたい!気軽に持ち運びできそうな商品はないでしょうか?
そんな時におすすめなのが、宮田製菓本舗の「京都宮田 ちょこ煎」です。

書店で発見!
この商品を私(荒木)が見つけたのは、京都にある大垣書店本店でした。
入り口近くの本が並んでいる台の横に黒い大きな箱があり、そこに「京都宮田 ちょこ煎」がいくつも入っていました。チョコレートのお煎餅とはどんな味だろう、甘じょっぱいのかなとワクワクしつつ、購入することに。
独特のじゅわっ、ザクッ食感
封をあけると、ほんのり甘いチョコレートの香りと、お煎餅らしい香ばしさがあります。手でつまんでみると表面上はサラッとしているので、本当にチョコが「たっぷり」しみ込んでいるのだろうか、と思いましたが、食べてみてびっくり!

かむごとにチョコレートの味わいが、じゅわっと感じられるんです。ソースなどが充填されているわけではないのですが、チョコレートが「たっぷり」しみ込んでいることがわかるほどの濃厚さがあります。しょっぱさはなく、チョコレートの程よい甘さが楽しめます。
またこのお煎餅を折ったような独特の形状により、お煎餅を複数枚一気に食べているような独特のザクッとした食感がうまれます。このじゅわっ、ザクッが他にない心地よさでクセになりそうです。
京都の老舗お菓子メーカーが製造
製造元の宮田製菓本舗は、京都の老舗お菓子メーカーで右京区太秦に本社があります。1950年からお煎餅を製造し、1973年には「おつまみ」という「ちょこ煎」と同じ形状のお煎餅が販売されています。「おつまみ」は生姜やシナモン、胡麻、抹茶、紫蘇などが入っていて味も複数あり、五色なのでカラフルです。
では「ちょこ煎」はというと2022年に発売開始されており、今年2025年には「むげんマンチョコレート」という子ども向けと思われるパッケージでも販売されていました。
冷やしてみたら……
パッケージにもあったように冷やしてみました。すると手触り、口あたりがひんやりして気持ちいいのと、食感に鋭さが増してカリッとしています。しみ込んだチョコレートはワンテンポ遅れて後味としてじんわり広がり、常温とはまた違った印象です。

比較的かためですが軽く、常温で保管可能なので京都土産としてもピッタリです。お店の入荷状況にもよりますが、一部のスーパーでも販売されているとのこと。楽天市場などのオンラインでも購入できます。日持ちもするので、私・荒木も今度まとめ買いする予定です。
<INFO>
商品名:京都宮田 ちょこ煎
内容量:90g
購入時価格:289円(税込)
【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】text:荒木千衣