こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
11月に入り、様々な企画に携わっているので、なかなかタイトスケジュールな市川歩美です。まだクリスマスが1ヵ月先だと言うのに、私の仕事のほとんどはバレンタインに向けたこと。メディアの企画は早くから始まり、チョコレートブランドの皆さんも、バレンタインに向けて様々な準備をされています。
期間限定のマロンパフェに間に合ってよかった
先月は半分くらい ヨーロッパで仕事をしていたので、なかなか日本のイートインメニューをいただきに行く時間がなく。中でも、パフェですね。特に、パスカル・ル・ガック東京のパフェは、私は「登場以来皆勤賞」なほど好きなので、絶対に逃したくないと思っていたのです。
栗のパフェは、短い期間の限定メニューでしたが、何とか伺えました。
といいつつ、それは販売終了日(11月20日)の4日前だったので、 私がご紹介するまでもなく、すでに皆さんお出かけになりましたよねー。ということで、この記事は、ご紹介と言うよりどんなパフェだったかの歩美メモです。
パルフェフルーリー マロン
マロンのパフェは昨年も登場していて、とても気に入りました。今年は少しバージョンアップ。
ところで、そもそも私はそんなにたくさんマロンのスイーツをいただかない方です。重い感じのものも多いですよね。甘すぎるもの、少しでもう十分、と感じるような重いものが、私はそう得意ではないので、モンブランをいくつも買ってきて喜んでしょっちゅう味わう、というようなタイプではありません。
パルフェフルーリー マロンは軽くてみずみずしい
そういうことでいくと、このパフェは軽いんです。そしてフレッシュ感がある。内容はこちら。
ミルクチョコレート、バニラのチュイール、渋皮栗の甘露煮がごろん。カカオの木の枝をイメージしたという細いクッキー、マロンアイスとマロンクリーム、黒糖ショコラのクランブル、カシスのコンフィチュール、バニラとショコラのメレンゲ、山梨県の岩原果樹園のラ・フランスがたくさん。バニラのシャンティ、さらにレモンとはちみつのジュレでさっぱりと。
梨の美味しさにときめきました。ちょうどいいサイズにカットしてあるので、なしのみずみずしさが感じられます。そして、レモンと蜂蜜のゼリーがみずみずしいので、すっきりと味わいます。
渋皮煮も甘さを抑え、マロンクリームも風味が良く、黒糖入りのサブレがサクサクとよい食感。チョコレートの風味もそこここに顔を出し、カシスの酸味がさらなる爽やかさを増し、 期待を裏切らないパフェでした。すでに11月20日で終了してしまうため、今年は難しいですが、ぜひ来年もマロンのパフェを味わえたらと思います。
栗のパフェですが、ラ・フランスがごろごろ。よい状態に熟したラ・フランスっておいしいな〜と、 再認識するパフェでもありました。
パスカル・ル・ガック東京のパフェ提供は、春から11月くらいまで。このパフェは、今年最後のパフェだそうです。また、春になったらイチゴのパフェが登場するのかしら、と楽しみに。引き続き、パルフェフルーリー皆勤賞を目指します。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美