パリのベルナシオンにて

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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。先日パリで、ベルナシオンに出かけてみました。その時のことを、写真をまじえて書きたいと思います。

目次

ベルナシオン パリは日曜やすみ

10月の終わりに、仕事のためにパリを訪れていました。半日ほどフリータイムがあったので、ベルナシオンへ。パリのベルナシオンは日曜がお休みなので、土曜日に足を運びました。

実は、10月前半から半ばあたりまでも仕事でパリへ。この時もフリータイムがあったのですが、日曜だったので出かけられず。2回目のパリでは、土曜の午後にちょこっとお出かけしたというわけです。

パリのベルナシオンは、パリ6区に、2019年にオープンしました。こちらがベルナシオンの入り口。

リヨンとは雰囲気が違いますが、約30平方メートルのこじんまりとしたブティックで、チョコレートのギフトやお土産を買うのにふさわしいと思います。

ショーケースから1つずつ選んで買えます

このように、ショップの中にはショーケースがあって、チョコレートがずらりと並んでいます。

ボンボンショコラは、プラリネ、ガナッシュ、ドライフルーツのチョコレートコーティング、アルコールが使われたタイプがあります。

ベルナシオンといえばやっぱりパレドール

ベルナシオンのスペシャリテは「パレドール」。やっぱり食べたくなっちゃうんですよね。もう私もかれこれ20年以上、食べ続けています。

何度味わってもこのガナッシュのほのかな酸味、コーティングの厚さ、不揃いさ。特別な感じは実はあんまりしなくて素朴なのですよ、とても。それがこんなにおいしい。もはや、他では真似ができないと思います。

ギフトにふさわしい小さなボックス。かわいいですよねー、と思いつつ、私は写真右側のずらりと並んでいる方から自分用に買っちゃう方です。

モダンな店内

リヨンの老舗ですが、店内はモダン。照明を撮影してみました。

上をむいてパチリ、と撮った写真です。ショーケースの反対側の、壁際には、タブレットやパータタルティネなども並んでいます。

ベルナシオン一家のお写真、産地別のカカオ豆が上の方に並んでいるのがわかりますか?

チョコレートボックスもさまざま

チョコレートボックスもいろいろ。小さいサイズから大きいサイズまで、ボックスにぎっしりと入ったチョコレート。なんだか、みていると幸せ。

この日私は、1つずつ好きなものを選んでお店の方に伝え、袋に入れていただきました。ボックスに詰めるより、自分で食べるなら、その方がリーズナブルです。

素敵な女性のスタッフの方は、英語で対応してくれます。お買い物をしたら「マダム、いかが?」と、パレドールを1つプレゼントしてくれました。うわーうれしい。「Merci!」と私は、満面の笑顔。

かつてはリヨンを出ることを頑なにしなかったチョコレートの名店が、今ではパリに。パリを旅行する人も、気軽にベルナシオンのチョコレートを買えるようになりました。

パリのベルナシオンがオープンした当時、パリに出かけて、私が書いた記事はこちら。

ベルナシオンは1953年に創業

ベルナシオンは、1953年にリヨンで創業したチョコレート店です。モーリス・ベルナシオンが創業者で、3代続くチョコレートの老舗。日本では、サロン・デュ・ショコラで販売されるようになって、チョコレートファンに知られるようになりました。

BERNACHON PARIS(ベルナシオン パリ)
住所:127 Rue de Sèvres, 75006 Paris

パリのお店は、ボンマルシェの近くにあるので、食材や食品に興味がある方は、立ち寄っても楽しそう。

(おまけ)
私はこの後、少し歩いて、ご一緒したCoCoさんとカフェへ。このカフェでは、VALRHONAのチョコレートを使っている、メニューに明記されたホットチョコレートがあって、それならとオーダーしましたが、あんまりVALRHONA感はなく笑。でもそんなあれこれも楽しくて、フリットをつまみながら、いつまでもおしゃべりがはずみました。

text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美

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