【The Chocolate Journal チョコレートニュース】こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
ブノワ・ニアンの国内初店舗が、9月16日、東京・銀座にオープンしました。 ブノワ・ニアンさんにお会いしてお話を伺い、完全予約制の「ショコラ パフェ」もニアンさんにご解説いただきつつ味わってきましたので、皆さんの参考になるように、お知らせします。
ブノワ・ニアン銀座とは?
ブノワ・ニアンの銀座の店舗は、銀座4丁目の交差点そば、銀座三越と松屋銀座の間くらいにあります。便利な場所。概要は、以下の記事をご覧ください。↓
地図はこちら。以前ジュエリーショップだったところ、三越から1分もかかりません。
ブノワ・ニアン銀座はどこにある?
ブノワ・ニアン銀座は、銀座三越からすぐ。松屋銀座からもすぐ。銀座の真ん中ですから、本当に便利です。いつも私が歩いているエリアでもあり、親近感があります。
先日は、オープンに合わせて贈られたお花が飾られていました。真っ赤なバラに統一されています。近々お出かけになれば、バラの花をご覧になれることでしょう。
ブノワ・ニアン銀座の店内
お店は1Fに販売スペース、地下1Fはカフェスペースです。地上の入り口からお店に入ると、すぐ右側にブノワ・ニアンさんのポートレートが飾られています。
店の壁などに使われているカラーは「 私たちがベルギーのアトリエで使っているマシーン(カカオをすりつぶすための大きな機械)と同じカラーを選びました」とブノワ・ニアンさんが教えてくれました。
来日していたブノワ・ニアンさんと奥様のアンさんとは、色々なお話をしました。壁の色だけでなく、全体的にベルギーのアトリエと同じようなカラー、テクスチャーを採用したのだそう。内装、お店には、大満足されていました。
お店に入ってすぐ天井を見上げると、こんなライトがあります。このライトは、ブノワ・ニアンを日本で展開しているカネカが展開している「KANEKA OLED」で、有機EL照明です。
ショッピングバッグは、カネカ生分解性バイオポリマー Green PlanetⓇです。パッケージにマークがついているのでチェックしてみてください。水の中の微生物が分解してくれるプラスチック。ここは、カネカの取り組みをに触れられる店舗でもあります。
お店に入ると左側に階段があます。地下は予約制のカフェスペース(カウンター席8席)です。
店内で販売されているのは?
1Fの店内で 販売されているアイテムをご紹介しますね。前回の記事でも書いた通り、タブレット、ボンボンショコラ、焼き菓子ほか、バレンタインシーズンなどに限定販売されていたアイテムが、いつも銀座で買えるようになります。
タブレット
シングルオリジンのカカオを使ったタブレットは、ブノワ・ニアンのシグネチャー。マヤンレッド、サンフランシスコ デマコリス、アンポリカキィ、などなど、お馴染みのタブレットです。ファンの方はじっくり選んでください。
ニアンさんによると2016年から、ペルーで自社農園を持ったそうで、ペルーの自社農園産カカオのタブレットが来年以降、限定で並ぶ可能性もありそうです。
ボンボンショコラ
バレンタインに人気を集めてきたボンボンショコラが、お店に入って右側のショーケースに並んでいます。現在はセットボックスでの販売。今後は1粒ずつ購入することができるようになるかもしれません。
ガトー
初登場のケーキです。ブノワ・ニアンのシングルオリジンのチョコレートを使ったケーキが現在は、4種類。
ガトーショコラ(788円)やサントノーレ(864円)、フランボワーズ風味のチョコレートムースを重ねたケーキ「ミル フランボワ」(907円)や、オレンジピール入りのチョコレートムースのケーキ「オランジュリー」(907円)。うーん、迷いますね、これは!
ガレットブルトンヌ
ガレットブルトンヌのセットもあります。こういうアイテムは、ギフトにうれしいですよね。ボックス入りで、価格は、5個入り1,890円、10個入り3,780円です。
ガナッシュサンドクッキー
こちらも美味しいですよー、味わいましたが、とても気に入りました。ブノワ・ニアンのシングルオリジンカカオのチョコレートをガナッシュにして、 北海道産発酵バターを使ったクッキーでサンドしています。カカオファンは、産地別に楽しむのもよさそう。
アン・ニアンさんが「 ギフトにするのにとてもよいですし、自分のために食べるのももちろんよいですし、美味しくて気に入っています」と笑顔で話してくれました。
ショコラ パフェは完全予約制
地下のカフェスペースで味わえる「ショコラ パフェ」です。パフェファンの方も注目してください。
私の予想を超えてきた感じです。ブノワ・ニアン銀座の「ショコラパフェ」は、非常に手の込んだ、「マヤンレッド」づくしのパフェ!。
カカオパルプのジュレ、カカオニブ入りカカオパルプのソルベ、マヤンレッドのアイスクリーム、マヤンレッドのムース、そしてアーモンドプラリネのクランチの上に、円盤状の薄いチョコレートがのっています。その上にチョコレートのドーム型のチョコレート。それをはずすとカカオの実が登場するという楽しい仕掛け。
ブノワ・ニアンさんとアンさんに、実は解説していただきつつ味わいました。
3人で(ブノワさんとアンさんと私)お話しにもなったのですが、カカオの果肉やニブ、そしてシングルオリジンチョコレート、カカオ産地を思わせるパーツ。カカオがチョコレートになるまでのプロセスを感じるパフェ。
この「つまむ」ためにもつまみやすい、カカオの実の形のチョコ。この中にもサプライズがあります。が、これは、サプライズとしてとっておきましょう。面白いですよ。また後日パフェだけの記事を書きそうです。
ブノワ・ニアン銀座 カフェの予約方法
ブノワ・ニアン銀座のカフェを、早速予約したいあなたのために、予約方法をお伝えします。まずは注意事項を下のリンクから読んでください。
カフェスペースの入店時間は12:00~、14:30~、17:00~、19:30~の4部制。現在は「ショコラパフェセット」「カフェセット」8席のみのカウンター席です。混み合う場合は、90分の時間制限が設けられることなど、確認の上で……
予約はこちらからできます
「ショコラ パフェセット」
提供場所:ブノワ・ニアン銀座 B1Fカフェ(事前予約制)
価格:4,378円(税込)コーヒーまたは紅茶付(*お茶はおかわり可/詳細はブランドにお問合せください)
ブノワ・ニアン 銀座の概要
BENOIT NIHANT GINZA(ブノワ・ニアン 銀座)
オープン日:2023年9月16日(土) 11:00-
場所:東京都中央区銀座4丁目6-18 ギンザアクトビル1F・B1F
東京メトロ銀座線「銀座駅」A11出口より徒歩1分
営業時間 :11:00-21:00
定休日:なし(年末年始休)※休業日・営業時間が変更になることもあり
ブノワ・ニアン公式サイト
ブノワ・ニアンさんと再会
ブノワ・ニアンさんと久しぶりに会うことができました。アンさんは初めてお目にかかりました。
色々お話が弾んで止まらなくなりそうでしたが、お二人がお元気そうでなにより!パフェの解説のほか、現在の活動なども伺いましたので、また別記事で。
まずは、銀座へお出かけの際は、新店舗へ立ち寄ってみてください。
*オープン時の情報です。詳細はブランドにお問合せください。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美