こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げるジャーナリスト、市川歩美です。2026年のバレンタインシーズンに、日本に再上陸、今年注目を集めているフランス・リヨン発のショコラティエ「リシャール」について、まとめます。
リシャールとは?フランス・リヨン生まれのアートなショコラ

リシャールは、1925年にフランスの美食の街リヨンで、ショコラティエのジョゼフ・リシャール氏によって創立されました。以来、3代にわたって続いている、チョコレートブランドです。
リシャールの特徴は、美しさにあります。ショコラの表面に施された色鮮やかな転写プリント、それがボックスに並ぶ様子は、まるでキャンバスに描かれたアートのよう。かつて日本に店舗があった際も、そのモダンなビジュアルが好きだった方も多いのではいでしょうか。
風味もよいです。産地を厳選したカカオと、ハーブやスパイス、フレッシュなフルーツを組み合わせた独創的なフレーバーが揃い、一口ごとに驚きと感動を与えてくれます。
リシャールはかつて銀座や六本木に
リシャールと聞いて、懐かしさを覚える方も少なくないはずです。私は、といえば1990年代に、すでにパリにあった「リシャール」を訪れています。
リシャールのブティックはかつて銀座、六本木にお店がありましたね。私のような長いチョコレート愛好家なら、間違いなく覚えているはずです。感度の高い方に愛される高級感あふれるブランドでした。
その後は2012年まで、広尾でも販売されていたこともあります。
宝石箱のような美しいショコラのボックス。店内に並ぶ美しい並んでいた様子や、大切な方へのギフトや自分のために買って持ち帰った時間を、私もよく覚えています。

パリにもお店がありますので、私はパリ取材のときはよくお店に立ち寄っていました。広尾での販売がなくなったあとは、フランスを訪れないと手に入らないショコラでしたが、2026年の今、再び楽しむことができるようになりました。
かつてのファンにとっても、初めてその名を知る若い世代にとっても、今回の再登場はバレンタインシーズンの大きなトピックスといえそうです。
2026年に日本にリシャールが再上陸
リシャールは、2026年の高島屋の「アムール・デュ・ショコラ」、日本橋と横浜の店舗で販売されています。
日本橋高島屋の会場へお話を伺うと、「往年のファンの方から覚えていますという声があって」というスタッフの方のお声がありました。きれいで印象に残るせいか、新しくファンになる方も多く、売り切れてしまったボックスもあるほどだそう。(再入荷したそうです)

プティ・リシャールがリシャールの看板ショコラ
リシャールの看板商品は「プティ・リシャール」です。4gの小さな一粒にリシャールの世界が詰まっています。色々な味のアソートメントです。少しずつ小さなショコラを、いろいろ楽しめるのがよいです。
7つのフレーバーファミリー(花、スパイス、柑橘など)に基づいた香りのカテゴライズも分かりやすいです。付属のパンフレットに示されているので参考にしましょう。
様々なサイズのボックスがあるので、ぜひチェックしてみてください。足を運んでみてください。
text ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト 市川歩美

