こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げるジャーナリスト、市川歩美です。
2025年3月25日、産経新聞で、私の著書「チョコレートと日本人」に関する記事をご掲載いただきました。執筆してくださったのは、将棋棋士である糸谷哲郎八段です。将棋の世界で活躍される方に、私の本を取り上げていただけて、とても光栄に思っています。
産経新聞「日本人とチョコレートをご紹介いただきました
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糸谷八段は、チョコレートがお好きな方なのかもしれません。
一方で、チョコレート文化に目を向けてくださっています。
バレンタイン文化が少しずつ変化し、義理チョコが廃れつつある一方で、百貨店で行われるバレンタイン・イベントや有名ショコラティエの来日時には長蛇の列ができ、有名店の限定チョコレートが予約だけで完売すること。日本にはユニークなチョコレートシーンがあります。
また、日常的に親しまれているチョコレートの存在—おやつとして、ちょっとした息抜きとして、「試験やスポーツの際に栄養補給としても好まれ、対局中にもチョコレートを好む将棋棋士も多い」と書いてくださいました。
私が著した「チョコレートと日本人」の内容にも触れてくださって光栄です。
バレンタインデーやホワイトデーの歴史、日本におけるチョコレートの受容、カカオ産地の背景、そしてビーントゥバーの動向。糸谷八段のお言葉の通り、チョコレートは味わうだけで美味しいものですが、その製法や歴史などの知識を得ることで、より一層その味わいが深く感じられると思います。
集中力を必要とするときはチョコ
糸谷八段が将棋の対局中に、もしチョコレートが活躍してくれたなら、うれしいです!
著書でも触れましたが、チョコレートには脳を活性化してくれて、さらに心を整えてくれるカカオポリフェノールやテオブロミンなどが含まれています。集中力を必要とする場面でこそ、その効果が発揮されるのかもしれません。
記事を書いてくださった糸谷哲郎八段、そして産経新聞のみなさまにも感謝いたします。ぜひ、多くの方に記事をご覧いただけますように。
▶ 記事はこちら:産経新聞の記事
「チョコレートと日本人」市川歩美著
記事でとりあげていただいた私の本はこちらです。

普段何気なく過ごしているイベントやチョコレートの楽しみ方に、こんな深い歴史があるのかと驚かれる読者も多いのではないかと思います。チョコレートを選ぶ際にも、私が書いた日本のブランドやイベントの情報が役立つことを願って。チョコレートに、より興味をもっていただけたら嬉しくおもいます。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美