ガーナのカカオ産地取材にて

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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

ガーナに到着したばかりです。しばらく私の投稿がないなーと思っていた方がいらっしゃるのでは、と思いますが、それもそのはず。ガーナまでの移動は、東京から約24時間近くかかるのです。

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東京からガーナまで

アクラのコトカ空港

はるばるやってきました、ガーナ。東京からドバイ、ドバイから首都アクラ。トータルで東京から24時間弱かかります。

余談ですが、今回の渡航は、出発直前に急なトラブルがあって、ひや汗をかきましたが、なんとかギリギリ空港に着き、乗り継ぎ乗り継ぎ、ようやく今ホテルに着いた感じです。

ガーナのカカオ

思い返せば、これまで私が多分1番人生で多く口にしてきたであろう、ガーナ産のカカオ豆。

こんなにガーナのカカオ豆を使ったチョコレートを人生で食べてきたのに、私はガーナと言う国を写真や動画や聴く話でしか知りませんでした。

考えてみれば不思議なことですよね。物心ついた頃から、私たちはしょっちゅうチョコを食べているのに、その原材料のカカオ豆がどんなところから来るかを、実感として知らないんですから。

ACEの白木さんと

今回のガーナへの取材は、NPO「ACE」さんにご同行いただき、出会ってかれこれ12年にもなる副代表の白木朋子さんをはじめ、カカオ農家の方と直接お話するために、活動の対象となるコミュニティを訪れるというもの。

ACEの白木朋子さんと私。早朝から3時間かけてこれから村へ向かいます!の図

電波が届かないエリアへ連日出向きますので、当たり前ですけれど、電話もですが、Wi-Fiも通じず、インスタやチョコレートジャーナルへのポストもできません。

さらには時差の関係で、どうしてもホテルに戻ってきた位の時間が日本の早朝になります。

それよりなにより、内容が早朝からスケジュールが連日ぎっしりで、現地でのことに極力集中したく、ほとんど記事などが書けないかもしれません。隙をみて、ちょこちょこ写真を撮ってストーリーなどにあげられれば、と思っているところです。

今回の私の大きなテーマは、ガーナのカカオ産地の児童労働の現状を理解すること。この問題について、私は微力ながらもその時々にできることを行ってきたつもりです。考え、知るほどにこの問題を解決するのはむずかしい。

私はガーナへいって、現状をみなくてはと思いました。帰国後は少しずつ、わかりやすく私が実際に見たこと、感じたことをみなさんにお伝えしたいです。

それではまたガーナから書きますね。日本と違って、こちらはTシャツ1枚でも汗ばむほど暑いです。カカオが元気に育つのは、こういう常夏の国なのです。

text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美

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