チョコレートジャーナリストの仕事とは?

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ますます、東奔西走です。こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

今日は、チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの仕事について。「チョコレート語辞典」(誠文堂新光社)という、2016年10月に発行された書籍に、1ページ、私が登場しているので、改めて紹介します。

目次

ショコラコーディネーター が「チョコレート語辞典」に

香川理馨子さんが書いたこの本。

チョコレート専門店のカフェスペースにも置いてあります。ご存知の方も多いことでしょう。グリーンビーントゥバーチョコレートなど、ですね。

この本の中の、あいうえお順の、さしすせその、し、に進むと、私が1ページ登場します。「ショコラコーディネーター」として、私は用語になっています。

ページごとお見せすると

ショコラコーディネーターの仕事は?

おお、私の仕事が、用語に!

著者の香川さんが

「チョコレートの本を書くなら、市川歩美さんだけは、絶対に入れなくてならないと思った」

と、おっしゃってくださったこと。1ページまるごと、大きく私をとりあげてくださったこと。心から嬉しい出来事でした。

チョコレートジャーナリストの仕事

この本にあるように、私は、ショコラコーディネーターとして、チョコレートに関わるあらゆる仕事をしています。最近は、テレビなどで使う肩書きが加わりました。「チョコレートジャーナリスト」です。

私はもともと放送局の人間で、長年、情報発信のプロとしての経験を積んでいます。そのスキルを活かし、主にチョコレートやカカオの世界を見渡し、媒体を通して情報発信するのが仕事。

ところで、ジャーナリスト。この言葉は、私にとって特別で、聞いただけで背筋がのびる肩書き。

前職でお世話になった、有能かつ勇敢なジャーナリストの先輩方を思い出し、安易に使いたくない肩書きなので、「チョコレートジャーナリストモード」で仕事をしているときの私は、やはり(それなりではありますが)ジャーナリストモードです。前職の私を知る方には、主にこのモードの私だけを知る人もいますが、知らない人にとっては、ちょっと別人のようかも?

一方で「ショコラコーディネーターモード」は、あらゆるモードがあります。チョコレートを楽しさをお伝えするのも仕事なので、私も楽しんでいたり。コーディネートは、私の得意分野で、ジャーナリストとはまた別のスキルが必要です。そんないくつかの仕事をしながら、本にあるようなタイムスケジュールで動いています。

ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリストのタイムスケジュール

「チョコレート語辞典」よりスケジュール部分のアップ

ちょっとタイムスケジュールをアップにしてみました。2016年にお話した内容を、香川さんがまとめてくれたもので、完全なノンフィクションです、これ!

(ショコラティエD氏、E氏って誰だろうと思った方。多分、ご想像以上に有名な方です笑)

この頃から変わったことがあるとすると、「3時に就寝」などといった夜更かしはやめて、早寝を習慣づけたことです。あとはこの頃以上に、健康的な食事を欠かしません。みなさんもそうですよね、健康が第一です。

今は、2019年11月で、今年もまさにこんなスケジュールの真っ最中です。明日も朝から取材を受け、取材をします。前職のディレクター時代は、取材はしてもされることはなかったため、その点が、今の仕事のユニークさだと思っています。

チョコレートに会いに、世界中へ行く仕事

2016年以降は、カカオの産地へ出向くようになりました。ビーントゥバーチョコレートのムーブメントは、注目すべきムーブメントですね。

海外へ行くことは年々増え、チョコレートの消費国・ヨーロッパだけでも、今年は、スイス、その翌週スペイン、その翌月ベルギーのブリュッセルとアントワープ、そしてパリ、帰国してすぐ京都、といった感じで、文字通り東奔西走です。

チョコレートは世界中、そして日本中で息づいています。私はそこへ、できる限りではあるんですが出向き、多くの方に適切に、伝えたい。なぜかわかりませんが、私はそんな思いで生きているようなところがあるみたいです。

チョコ関係者のみなさん、フォロワーさんに感謝!

私の仕事を理解し、協力してくださる方、お世話になっている方々へいつも感謝しています。そして、チョコレート・カカオを通じて、世界中の方々とお会いできるのも楽しみ。

そして、さらに重要なのは、私は読者やフォロワーのみなさんが、大好きです。時々本気で爆笑してしまうほど楽しいコメントをくださる方や、センスがよい方、知的な方が多く、たびたび深夜にほほえんだりしています。いつもいつも、本当にありがとうございます!

私がお伝えしたことが、今の時代をいきるみなさんを豊かにするなら、それは私の一番の幸せです。

そして、願わくば、チョコレートの消費国だけでなく、カカオの生産国の人々も笑顔になってほしい。世界は複雑に絡まりあい、成り立っているので、私が生きている間に、簡単にどうこうできるものではないとよく理解しています。それでも、何かを生きているあいだに、と思うんです。

チョコレートを通じて笑顔になる人が、世界に一人でも増えるように動く。これは私が仕事に掲げるミッションのひとつです。私の仕事は前例がないのでむずかしいこと、でも常に模索模索、みなさんに支えられての日々です。

このような私ではありますが、これからもみなさん、どうぞよろしくお願いいたします!

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ショコラコーディネーター  チョコレートジャーナリスト 市川歩美

追記私の仕事は、海外でうける
海外の方に、私はチョコレートのジャーナリストです、と話すと……

“Journalist specialized in chocolate!? Dream job(夢のような仕事だね!) Cool(クール)!!”  みたいなリアクションがすごいです。続いて ”I love chocolate(loveを強調)!” と目がキラキラキラ〜。うれしいです。世界中の笑顔にあえるんですから!

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