C7h8n4o2が読めないあなたへ(渋谷スクランブルスクエア)

こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
11月1日にオープンする「渋谷スクランブルスクエア」の内覧会が、今日行われました。まず、最初に行ったのは、「C7h8n4o2」です。
C7h8n4o2って?
私が出かけた「C7h8n4o2」。ここは、チョコレートを愛する、児玉寿瑞奈(こだま すずな)さんが運営する、チョコレートのセレクトショップです。
「チョコ係」さん、としてチョコレート好きなみなさんに親しまれている、すずなさん。国内、海外の、すずなさんが好き、と感じたチョコレートだけを販売しているのが特徴です。
もともと、ネット販売中心だったショップが、いつしかバレンタインの百貨店催事やサロン・デュ・ショコラ(東京)に出店するようになり、いよいよ、初のショップが誕生。その場所が、11月1日にオープンする「渋谷スクランブルスクエア」1Fです。
C7h8n4o2の読み方は?
「C7h8n4o2が、読めないんですけど」
そんなふうに頭をひねる方、多いかもしれませんね。実際のところ、直近だけでもメディア関係者さん2名から質問を受けました。
ショップ名「C7h8n4o2」は、 「ちょこがかり」と読みます。
え、どういうこと?
と思った方……、理由はこうです。
C7h8n4o2、は、チョコレートの原料・カカオに含まれている「テオブロミン」の化学式です。カカオとチョコレートを愛するすずなさんならではの、ブランド名というわけです。
まさかテオブロミン(自身?)も、自分が「チョコ係」と呼ばれるようになるとは思いもよらなかっただろうなぁ、などと想像をしはじめると、かわいいというか楽しいわけですが、この楽しげなかんじ。ほわっとしたムードが、私の知る、すずなさんの持ち味です。
チョコ係さんと私
少しだけすずなさんのお話をしますね。
私たちは、実は古くからのお友だちで、初めて会ったのは15年くらい前です。
スマホどころか、SNSも存在せず、ネットを使う人すら限られていた時代です。そんな頃から、すずなさんと私は、だいぶ普通ではないレベルのチョコレート好きでした。
当時から言葉少なで、ふんわりした雰囲気で、思いやりのあるすずなさん。一方、私は放送局で番組制作をしていたので、今以上にエッジがきいていたはずです。
ただ、私の中にもあるふんわりしたところが、共鳴していると感じていました。チョコはもちろん、好きなものごとが時々似ているのがうれしくて、ほとんどの人にはわからなくても、すずなさんにはわかってもらえるんだな、と感じることが、何度かありました。
時は流れ、いまは2019年。
私はチョコレートのジャーナリストになり、すずなさんはなんと、チョコレート屋さん。15年前の私は、今の状況を全く想像できませんでしたが、こうしてふたりとも多くの出来事を経て、元気にチョコに関わっていることがうれしいです。
そんな個人的なストーリーがあって、まず一番にでかけた「C7h8n4o2(チョコがかり)。思ったより大きいショーケース、そしてきれい、うれしい!
これまで、百貨店催事やネットでお買いものしていたみなさん。実物を一年中、渋谷で見られるようになりましたね。私もまた、足を運びます。
ショップの最新情報は
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美
<おうちでチョコ>
c7h8n4o2のチョコレートは、オンラインショップで購入、ご自宅で楽しめます。
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【今日のショーケース(Ayumi)】
チョコ係 @chocogakari すずなさんファンのみなさん!渋谷スクランブルスクエア、こんな感じですよーー!(11月1日オープン) pic.twitter.com/6E4Zi6YPhl— チョコレートジャーナリスト 市川歩美 (@ayumisroom) October 24, 2019