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C7h8n4o2が読めないあなたへ(渋谷スクランブルスクエア)

2022/09/19
 
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ショコラコーディネーター®/チョコレートジャーナリスト®
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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

11月1日にオープンする「渋谷スクランブルスクエア」の内覧会が、今日行われました。まず、最初に行ったのは、「C7h8n4o2」です。

C7h8n4o2って?

 

私が出かけた「C7h8n4o2」。ここは、チョコレートを愛する、児玉寿瑞奈(こだま すずな)さんが運営する、チョコレートのセレクトショップです。

「チョコ係」さん、としてチョコレート好きなみなさんに親しまれている、すずなさん。国内、海外の、すずなさんが好き、と感じたチョコレートだけを販売しているのが特徴です。

もともと、ネット販売中心だったショップが、いつしかバレンタインの百貨店催事やサロン・デュ・ショコラ(東京)に出店するようになり、いよいよ、初のショップが誕生。その場所が、11月1日にオープンする「渋谷スクランブルスクエア」1Fです。

C7h8n4o2の読み方は?

 

「C7h8n4o2が、読めないんですけど」

そんなふうに頭をひねる方、多いかもしれませんね。実際のところ、直近だけでもメディア関係者さん2名から質問を受けました。

ショップ名「C7h8n4o2」は、 「ちょこがかり」と読みます。

え、どういうこと?

と思った方……、理由はこうです。

C7h8n4o2、は、チョコレートの原料・カカオに含まれている「テオブロミン」の化学式です。カカオとチョコレートを愛するすずなさんならではの、ブランド名というわけです。

まさかテオブロミン(自身?)も、自分が「チョコ係」と呼ばれるようになるとは思いもよらなかっただろうなぁ、などと想像をしはじめると、かわいいというか楽しいわけですが、この楽しげなかんじ。ほわっとしたムードが、私の知る、すずなさんの持ち味です。

 

チョコ係さんと私

 

少しだけすずなさんのお話をしますね。

私たちは、実は古くからのお友だちで、初めて会ったのは15年くらい前です。

スマホどころか、SNSも存在せず、ネットを使う人すら限られていた時代です。そんな頃から、すずなさんと私は、だいぶ普通ではないレベルのチョコレート好きでした。

当時から言葉少なで、ふんわりした雰囲気で、思いやりのあるすずなさん。一方、私は放送局で番組制作をしていたので、今以上にエッジがきいていたはずです。

ただ、私の中にもあるふんわりしたところが、共鳴していると感じていました。チョコはもちろん、好きなものごとが時々似ているのがうれしくて、ほとんどの人にはわからなくても、すずなさんにはわかってもらえるんだな、と感じることが、何度かありました。

時は流れ、いまは2019年。

私はチョコレートのジャーナリストになり、すずなさんはなんと、チョコレート屋さん。15年前の私は、今の状況を全く想像できませんでしたが、こうしてふたりとも多くの出来事を経て、元気にチョコに関わっていることがうれしいです。

そんな個人的なストーリーがあって、まず一番にでかけた「C7h8n4o2(チョコがかり)。思ったより大きいショーケース、そしてきれい、うれしい!


これまで、百貨店催事やネットでお買いものしていたみなさん。実物を一年中、渋谷で見られるようになりましたね。私もまた、足を運びます。

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チョコレートジャーナリスト  市川歩美

<おうちでチョコ>

 

c7h8n4o2のチョコレートは、オンラインショップで購入、ご自宅で楽しめます。
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