困っちゃう質問について(あらかじめごめんなさいしておきます)
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
今日はいまのうちに、みなさんにごめんなさいしておきたい、SNSなどでいただく、困ってしまう質問について。

メキシコの死者の日のパンとホットチョコレート
Contents
「おすすめのチョコおしえてください」
媒体でのリコメンドや、お仕事なら大得意分野なので、いいんですよ。ただ、
「おすすめのチョコおしえてください」
こういったご質問が、SNSのメッセージ機能などで急に届くと、実はとても困ります。
大抵こういうご質問は漠然としていて
「こんど京都へいくのでおすすめありますか」「東京へいくんです。回ったほうがいい店、おしえてください」
という非常に手短なものです。しかもペンネームだったりします。これに私が困る理由はいくつかありますが、
まず、こういうメッセージが1日に何件も、しかも連日届く状況を想像してください。問い合わせ窓口対応業務の人がいない限り、まず返信不可能です。
大抵はひとこと程度のメッセージで、贈る相手も時期も予算も何もわからないため、取り決めのある媒体と違って、おすすめ自体できません。
最後に、この質問は私の仕事の領域なので、プロとして安易にこたえられないのと、私は仕事柄チョコレートの膨大な情報を持っているため(たぶんご想像以上)だからこそ難しいのです。ごめんなさい……。
「この商品は〇〇でも買えますか?」
「これ、いつまでどの店で売っていますか?」
「これって、大阪でも買えますか?」「いつまで売ってますか」など。
これも以前、ほかの場所でご理解をお願いしたことがあるのですが、ブランドの公式サイトや、お店にたずねればすぐわかる内容が殆どなので、まずはぜひ、ご自身でお調べください。
私はブランドの担当者ではないので、責任持って細かいことを、お答えできないのです。販売情報詳細は、変更になることが多いので、どうしても知りたい場合は、ブランドに直接ご確認ください。
私の情報は、ぜひ「きっかけ」にし、さらなる情報は、みなさんご自身で、深く、広くお調べになって、楽しんでいただけるとうれしいです。
プロの方には、まずは調べて、どうしてもなら、公式サイトから質問を
ちなみに、これは他業種のプロの方にも同じことが言えるはずです。特に情報のプロは、そうですね。
なんでも「教えて」モードにならず、まずはとことんご自身で調べること。それでもどうしてもわからないことがあれば、丁重に、知りたい理由と情報を添えて、公式サイトなどから、本名でご連絡されるのがとよいとおもいます。
私はSNSのメッセージからのご質問には、基本(プロフィールにも書いてるとおり)お答えしませんが、理由は、対応自体ができないからです。
なので「塩対応」とかいわないでくださいねー(塩対応とか、基本わたししませんから)。
それとは別に、おやさしい応援メッセージや記事へのご感想などは、いつも心からうれしく拝読しています。
ということで、ご質問に関しては、いまのうちにごめんなさいしておきますね。ご理解くださるとうれしいです。
これからもよろしくお願いいたします。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美