by Ayumi

サロン・デュ・ショコラパリは「スリ」の仕事場。日本人、本気で注意して!

2019/12/06
この記事を書いている人 - WRITER -
市川歩美
ショコラコーディネーター®/チョコレートジャーナリスト®
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サロン・デュ・ショコラパリは、実は有名な「スリの仕事場」です。日本人は格好のターゲット。ショコラを楽しむためにも、本気で、注意してください。

サロン・デュ・ショコラ パリでスリ被害が多発

こんにちは。今パリです。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

サロン・デュ・ショコラパリへ行くためにと、パリ入りしている日本人のみなさん。注意喚起したいのは「本気でスリに気をつけて」。

サロン・デュ・ショコラパリ。華やかで楽しい舞台裏では、スリ被害が多発しています。

特に日本人は格好のターゲット。治安がよく、安全な国に暮らす私たち日本人は、なんとなく会場でもふわふわして見えます。基本、会場に悪い人がいる、という感覚がないようにも見えます。ショコラの祭典に、悪い人なんていなーい、みたいな。

いや、それはありません。います。すごくいます。

しかも、「敵」は、凄腕のプロフェッショナルです。こっちも本気で身を守らなくては、まったく太刀打ちできません。

わりと慣れている気でいる人も気をつけて(私でしたが)

なぜ私がこんなにリアルに語っているかというと、(フォロワーさんはよくご存知だと思いますし、チョコレート関係者さんやシェフのみなさんの間ではもはやだいぶ有名なネタですけど!)私自身が、被害にあったからです。

いやもう、2年前は、大変なことになりました。

帰国日の日中、会場でパスポートとお財布入りのポーチを、一瞬でバッグから抜き取られて、帰国できなくなり、余分に3泊することに・・・。

参考までに

私のケース。驚くべきポイントはここです。

  • ファスナー付のバッグだったのにとられていた
  • バッグにポーチを入れた、5分後にはファスナーを開け、抜き取られていた
  • 盗まれた僅か30分後に、クレジットカードでキャッシングが4回試されていた
  • バッグを触られた感覚が、皆無

敵はスキルを磨き続ける、本物のプロフェッショナル集団です。

くわしいことは、1時間くらいセミナーができるくらい長いストーリーなので、いずれどこかで!

スリにあうとめちゃくちゃ大変

そしてサロン・デュ・ショコラ会場でスリにあうと、どれだけ大変かというと

  • まず警察へ行くのですが(被害届を作るため)3時間以上待つのが当たり前
  • 日本大使館へ出向き、仮のパスポートを申請するための手続きがかなり大変
  • 仮パスポートは翌日以降発行されるため、基本当日は帰れない

何をとられたかにもよりますが、いずれにしてもどれだけ面倒で、大変なストレスになるかは、これも別の場所でがっつりお話したいところですが・・・

警察へいったときの、受付の方の第一声は

「あ〜、またサロン・デュ・ショコラ・・・(やれやれといった表情)。被害者がとても多いんですよ」(聞いた方は、えーって感じ)

日本大使館でも

「毎年この時期は日本人のサロン・デュ・ショコラのスリ被害者がとても多いんです」

全く同じことを言われました。がくーんときますよねこれ。そんな事情、まったく私は知らなかったから。

会場でお仕事をしているシェフですら、何人も会場でスリや盗難にあっていますし、青木シェフも、会場の日本人をみて「油断していて危ないな」と感じることが多々あり「気をつけてね、狙われているよ」とお客さまに教えてあげることもあるんですって。

あるパリ在住の関係者の方によると「サロン・デュ・ショコラは入場料を支払っても稼げる、スリの仕事場」だとも。この事実、今や私は深く納得できます。

パリでスリを防ぐ最低限の注意点

花の都、ロマンチック、アート、ファッション、スイーツ、ショコラ〜、なんてイメージのパリ。確かにそういう場所でもありますが、パリを何度も訪れている私の印象では、パリの治安は、決してよい、とは言い難いです。

日本のみなさん。

「サロン・デュ・ショコラ 東京」とは、ワケが違います。

ショコラを楽しむ一方で、ひとまず、ここは有名な「スリの仕事場でもある」と心得て。最低限これは守りましょう。

  • ファスナー付のバッグはマスト
  • ファスナーの開け口は手前に
  • 荷物をしっかり抱えておく
  • カメラで写真を撮っているとき、ショコラに夢中になっているときこそ注意

最後までショコラを楽しむために、油断しないでね。

メトロ内、オペラ周辺などの観光地でも同じように気をつけてください。

あとは、数あるエピソードから、あえて怖い話をしますが、某人気シェフによると

「(パリの比較的治安がよくないとされるエリアを)歩いていたらいきなり数人に建物のドアの中に引っ張りこまれて、金目のものを全部とられて放り出された」とか、そういうことだってある街です。

注意すれば大丈夫。パリもショコラも満喫できる!

私はフランスが好きですから、もちろん素敵なイメージを発信したいと思っています。でも一方で、観光大国のイメージを崩さないために、との配慮から、こうした現実をみなさんに伝えない=結果イメージダウンにつながるし、日本人のためにもならない、と実感しています。

自分で身を守ればもちろん楽しいパリ。そしてショコラの祭典です。

パリを心からの楽しい思い出にするために、パリへ出かけるご友人の方がいたら、この記事を教えてあげてくださいね。

この記事を書いている人 - WRITER -
市川歩美
ショコラコーディネーター®/チョコレートジャーナリスト®
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