森永チョコフレーク、今までありがとう
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
東洋経済オンラインに書いた記事です。チョコフレークファンのみなさん、そしてチョコフレークをあまりご存じない方も読んでください。
市川歩美が書いたチョコフレーク記事
改めて、私もチョコフレークについて、勉強になりました。
日清シスコさんが、いかにチョコフレークという商品を大切に守り、思いを込め続けてきたか。そして今後も愛情を持って守っていこうとしているのか。その心意気かがよくわかりました。
個人的には日清シスコさんのコーンフレークのコーンの香りが、私はとても好きです。
森永チョコフレークに心から感謝
そして。惜しまれながらも役割を終えた、森永チョコフレークには、心から感謝します。
私、子供のころは「森永チョコフレーク以外のチョコフレークはない」と完全に信じていました。多分、私のような人だらけだと思います。
なぜなら、たとえば、テレビCMの「森永、チョッコフレーク、ピポピポ」。これを私たちは、何度聞いたことでしょう。すっかり刷り込またレベルです。
▲この画像は、森永製菓さんの社内で、特別に撮影させていただいたもの
森永さんの社内には、販売開始当時のチョコフレークのパッケージがきれいに保存されています。私はそれをみて、一瞬で昭和にタイムスリップしました。
あの音がいまも聞こえてきそう。
箱をふると、しゃかしゃかしゃか。夏になると全部くっつく。でもそのくっついた状態も美味しかった。最後は大きな口をあーん、とあけて、粉々になった細かいのも、全部残さずたべたっけ。子どものころのあの感覚を、いまも全部覚えています。
あのときはありがとう。楽しかったな〜。森永チョコフレークの懐かしい思い出。記事を書きながら、私は、そっと心の中で、森永チョコフレークにお礼を言っていました。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美