by Ayumi(市川歩美)

「幸福のチョコレート2020」とチョコレートバイヤーみりさん

この記事を書いている人 - WRITER -
市川歩美
ショコラコーディネーター®/チョコレートジャーナリスト®
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「幸福のチョコレート」はフェリシモが発行する、チョコレート販売のカタログです。

このカタログのチョコレートバイヤーのみりさんこと木野内美里さんと、チョコレートジャーナリストの市川歩美(私)。チョコレートなふたりがお茶しながらお話しました。お聞きしたお話を、ちょっとだけですけどね、シェアしますね。

幸福のチョコレートの読み方は?しあわせの、なのか、こうふくの、か?

「幸福のチョコレート」というカタログ。
どう読むんだったっけ、と考えると、ちょっと正解に自信のない方、いませんか?

ここで整理しておきましょう。
訓読みです。

「しあわせのチョコレート」と読んでください。

幸福のチョコレートはいつから続いているの?

「幸福のチョコレート」は23年前、1996年から続いています。すごい。長い!

フェリシモのカタログの、バレンタイン特集の見開きにチョコレートを入れたのが始まり。キャラクターばかりの可愛いものだったそうです。その時代を私は知らないんですけどね。

年々アイテムを増やし、のちに単一のチラシになりました。チラシ時代は長かったそうです。私はチラシの記憶はぼんやり、あるかな。今は、冊子になって10年目。

時代が変わって、いまは冊子よりも、ネット上からの販売がメインです。
今年は108ブランド以上、166点以上の掲載。

下まつげの長いひと

社内で23年間。チョコレート担当のみりさんは、もともとチョコ好きではなかったそうです。

「チョコ好きというよりも仕事が好き。お客さまの反応が好き。いろんなものが好きなひとがいていいし、喜んでもらえるとうれしいです。お客さまに、これ「どないです」「どないです?」というような、私はベタなバイヤーです」

「セミナーは漫談のようにしゃべってて、ポリシーとして味の説明はしないようにときめてます。味の話をせずに売るバイヤーになりたい。たとえば「あのお店に下まつ毛の長い人がいてね〜」なんて話をしながら」

(あゆみはこんな返事をしてました)わかる。チョコレートの奥行きを作るのは、味、だけじゃないですもんね。チョコレートを食べたくなる理由は、いくつだってあるから。

おまんじゅうのようなチョコレート

そうなの。私、思ってました。

「幸福のチョコレート」に登場するチョコレート店は、味わい深く、小さなお店が多いなあと。なんというか、日本でいえば、地元の人しかあんまり知らない、お菓子屋さんみたいな。

キラキラと都会的、というよりも、ですね。
実際のところ、お話をきくと、みりさんが話をつけてくるのは、そんなブランドばかりだそう。

「何年かまえから、完全に「泥くさいチョコレート」にしているんです。しゅっとしてへんのです。
キラキラしたチョコレートの売り場も好きだけど、それは私の仕事じゃないなとおもって。地元で手一杯です、みたいなお店へいって。おまんじゅう売ってるみたいなね、泥くさいおまんじゅうが見つかったときにときめくんです」

(あゆみはこんな話をしてました)おまんじゅうのようなチョコレート。わかる。それだわ。
「しゅっとしてへんのです」という、そういうみりさんがいいんだわ。そういう話やチョコを求めている人がいるから。ティスティングとか分析とか最新とかだけじゃなくてね。

なんどもお会いしているけど、お互いに仕事中だと、なかなかゆっくり話せません。でもちょっとお話すると
ちがう立場ですが、似た目線でチョコに関わっているところがある気がすぐにしてきます。
みりさんは、なんというか、独特の、日本茶とみかんを囲んでいるかのような雰囲気をかもしだし(実際はおしゃれなカフェでしたが笑)私たちの話は、ぽんぽんとはずんでいったのでした。

幸福のチョコレート

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