こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
暑い日が続きますから、今日は、涼しげなチョコレートをご紹介します。
チョコレートの青い花びらが涼しげ
夏こそチョコレートをリラックスして楽しんでいる私なんですが、このチョコレートは佇まいが涼やか。目から、涼を感じます。
shodai bio nature(福岡)の、2020年夏新作「紫陽花色 四ひら花弁ペタル」です。
紫陽花のお花をイメージしたそうですが、ブルーが涼やかで、今の季節にもふさわしい気がします。
チョコレート愛好家はすぐに「ボワシエ」（パリ）のペタルを連想すると思いますが、こちらは日本なので手が届きやすく、日本らしい感覚を加えた感じでしょうか。ブルーのグラデーションが淡くで綺麗。深い青色はスピルリナから抽出したナチュラルなカラー。矢車菊も使われています。
紫色はブルーベリー、淡い青色はラベンダー、乳白色は甘茶。ホワイトチョコレートベースですがそれぞれ風味が変わります。
五感で涼をとる日本人の感性
日本は夏もかなりチョコレートが盛り上がっているので、「夏チョコ」を、毎年色々ご紹介していますが、今年はなんだか少し、特別なかんじ。
日本らしいやさしさ、気負いすぎないかわいらしいものに、心和む気がします。
日本人ならではの感性は、チョコレートにも現れてると、私はよく思います。風鈴の音からも涼を感じるような、そんな感性です。
目でとる涼。音でとる涼。江戸風鈴や、南部鉄の風鈴を前職で取材したことがありますが、日本人は、古から夏を涼しく過ごすための多くの工夫があります。
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ところで、私は夏に咲く青いお花がとても好きです。リンドウはよく切り花を飾りますが、アガパンサスや、ルリマツリ、野に咲くツユクサもきれいですね。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美
