【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。世界初のゴディバのパン屋さん「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」が東京・有楽町の東京交通会館にオープンしました。この記事では、市川歩美のおすすめパンをご紹介します。
ゴディパンとは?
「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」は、2023年、8月4日に東京交通会館1階にオープン。世界初のゴディバのベーカリーショップで、有名チョコレートブランド「ゴディバ」の新たな試みです。

オープン前に取材しましたので、みなさんにSNSで情報を伝えたところ、「あゆみさん、初日、行列ができていました」などと、ご連絡をくださったフォロワーさんも多数。注目のお店です。
(店舗が好評で、混雑が予想されるため8月5日(土)以降、整理券を午前9:30から配布、午前中に整理券がなくなることもあり、閉店前でも商品がなくなり次第販売終了です。「多くのお客さまにお楽しみいただくため」、1人につき購入は4点までとなっています。2023/08/09現在)

コンセプトは「町のパン屋さん meets ゴディバ」です。
そうです。日本に生まれ育った私には、なつかしいなー、ほっとするな、というパンの数々。
日本で進化を遂げた菓子パンや総菜パンを、ゴディバのショコラティエによる新たな発想で再解釈し、なつかしさと新しさを表しているのです。おいしそうなパンが並ぶ様子に「チョコレートや、カカオは、こんなに楽しいんだ!」とワクワクすることでしょう。
キッチンには、チョコレートのための低温ルームや、チョコレートのためのテンパリングマシーンを備えています。さすがチョコレートブランドのパン屋さんです。
コロネ(ショコラ)
ここからは、私が味わっておいしかったパンや、注目のパンをご紹介します。まずは「コロネ(ショコラ)」です。

いかがですか〜みなさん。コロネ、お好きですか?私は、大好きです。見てるほっとしますよね。もちろん味わっても。日本生まれの菓子パン「チョココロネ」を、ゴディバがアレンジしてくれました。

ゴディバが作るチョココロネ、やっぱり一味違うチョコづかいです。
中にはチョコレートカスタードクリームが詰まっていて、クリームにあうやわらかなパンを口にすると、ぱりっ、と食感があります。実はこれはダークチョコレートバー。お口の中でこんなにチョコレートを感じるコロネは、他にないかもしれません。チョコ好きならば、ぜひ。
カカオフルーツのクリームパン
これはゴディパンの名作といいたいクリームパン。

おいしいクリームパンが、昔から好きな私も納得。ありそうでなかったかもしれない、カカオの果肉風味のクリーム入り、クリームパンです。しかもおいしい。


ゴディバのクリームパンは、カカオに一歩踏み込んだもの。
カカオフルーツ(カカオの果肉部分)のジュースをクリームに練り込んだオリジナルです。甘酸っぱさがクリームと調和して、うれしい驚き。
みなさんは、カカオの果肉を味わったこと、ありますか?ライチのような味わいといったらいいでしょうか。甘酸っぱくてジューシー、おいしいんです。体験してみてくださいね。
ショコラティエのカレーパン
チョコとカレーは永遠の友だち、と私は思っています。みなさんも、カレーにチョコを入れたこと、一度はあるでしょう?

マッシュルームみたいでかわいいこのパンは、カレーパン。ココア生地の帽子をかぶっています。

ふんわりしたパンを半分にわると、カレーの香り。中のカレーフィリングはカカオ分55%のチョコレート入り、その下にチョコレートを加えて2層仕立てに。ほんのりビタースイートなチョコ風味がカレーとマッチ。ゴディバならではの焼きカレーパンです。
ショコラの実
カカオの実は、ラグビーボールのような形をしているんです。「ショコラの実」はカカオの木から収穫された、カカオの実のようなかわいらしさ。

こういう見た目だと、固めのパン?と思うかもしれませんが、やわらかくて食べやすいパンです。

ココア入り生食パン生地に、チョコレートチャンクが入っています。甘さ抑えめなので、お食事パンとしてもどうぞ。トースターで温めてもおいしいです。
わけわけパン(ショコラ)
ふんわりしていて、4つにわけられる、その名も「わけわけパン」です。

かわいくて4つにわけやすいチョコレートパン。ふわふわでもちもち。ちぎるとふんわり感があって、誰かとシェアしたくなるようなパンです。
ベルギー産カカオ44%のチョコレートフレークを混ぜて焼いたパンに、ベルギー産パールシュガーをトッピング。おやつにも、お食事にもおすすめ。
全部で28種類もパンがある

ほかにもチョコレートを使った、ふんわり、やわらかなおいしいパンがたくさん並んでいます。目移り必至!チョコ好き&パン好きなら、クラクラきちゃうのでは……?楽しみに、お店にお出かけください。紙袋や、店内のイラストなども、とてもかわいいですよ。
シェフにお話をききました
ゴディバのエグゼクティブシェフ・ショコラティエ パティシエの、ヤニック・シュヴォローさんにお話を伺いました。

「フランスのパンは固めですが、日本のパンはやわらかいでしょう?また、フランスに、中にフィリングを詰めるような、アレンジしたパンはそんなにありませんが、日本にはとてもたくさんありますよね」と、南フランスご出身のヤニック・シュヴォローシェフ。
たしかに……。と私は思いました。日本には、昔からジャムパンやあんパンなど、おいしくアレンジしたパンがたくさんありますよね。フランスのパンがもちろんお好きなシェフですが、日本独自のパンも別の種類のもの、として「どちらもとても好き」とおっしゃっていました。

「今は28種類ですが、時期によって内容が少しずつ変わる予定です」とシェフが教えてくれました。日本人の好みをしっかりおさえたパンは、きっと幅広い世代に受けるはず。
28種類ですから、さすがに一度に全部はいただけなかったものの、次はぜひ「ふわもち生ドーナツ」を買ってみたいです。本当においしそうでした。
東京交通会館のどこ?インフォメーション
ここからはインフォメーション。東京交通会館のどこ?と思われる方も多いかもしれません。
まず1Fです。(以前大阪のアンテナショップ「大阪百貨店」があったところ、といったらわかりますか?)
「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」
オープン日:2023年8月4日(金)11:00~
住所:東京都千代田区有楽町2丁目10-1 東京交通会館1階
営業時間:11:00~20:00
TEL:03-6665-7916
定休日:不定休(東京交通会館に準ずる)
URL:https://www.godiva.co.jp/godipan/
地下鉄なら「日比谷」「銀座」、JR「有楽町」駅もすぐそば。チョコレートの可能性やカカオの可能性を、おいしいパンを通じて感じられます。ありそうでなかった、みんなが楽しめるチョコレートのパン屋さんです。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美