カファレルとは?ジャンドゥーヤチョコがショップチャンネルでも大人気!

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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。この記事では、イタリア・トリノの人気ブランド「カファレル」について、私・市川歩美が解説します。ショップチャンネルでの販売予定についても、後半に書きます。

目次

カファレルとは?

カファレル(Caffarel)、おいしくて素敵ですね。

ジャンドゥーヤと上品で可愛いチョコレートが人気の、イタリアのチョコレートブランドです。

全国のチョコレートファンにはすっかりお馴染み。

そして、ショップチャンネルの視聴者のみなさんなら、もう知らない人がいないのではないでしょうか。

私は番組に定期的に出演して、カファレルのチョコレートについてお話していますので、ご覧くださった方もいるかもしれません。この記事では、改めてカファレルについて説明をします。

カファレルはイタリア・トリノの老舗チョコレートブランド

Caffarel(カファレル)は、イタリアのチョコレートブランドです。

創業は1826年。もうすぐ創業200年になる、老舗中の老舗。創業の地は、イタリア北部のピエモンテ州・トリノです。

カファレル
カファレル本社にて 撮影:市川歩美

歴史を辿れば、1826年当時。トリノには、まだ産業がほとんどありませんでした。そんな時代にカカオ豆からチョコレートを作りはじめたのが、ピーター・ポール・カファレルです。小さなチョコレート工場からのスタートです。

当初は、カカオ豆からチョコレートを作っていましたが、1865年に地元のヘーゼルナッツを練り込んだ、なめらかなチョコレート「ジャンドゥーヤ」を作りました。これがカファレルの代表作です。

ジャンドゥーヤはイタリアの名物チョコレートとなり、今では世界中のグルメに愛されています。

他にも多くのチョコレートを取り揃え、多くの人に愛される味のバランスや、カラフルさ、上品さ、おしゃれなパッケージなどが日本でも人気を集めています。

カファレルはジャンゥーヤを作ったブランド

前述もしましたが、 名物チョコレート「ジャンドゥーヤ」についてです。

カファレルは、イタリア・トリノの名物チョコレート「ジャンドゥーヤ」を、初めて作ったブランドとされています。

地元、ピエモンテ産の美味しいヘーゼルナッツをローストし、ペーストにしたものをチョコレートにミックス。なめらかな味わいと濃厚な風味が特徴です。

カファレルのジャンドゥーヤ
下の三角の金色の包みがジャンドゥーヤ

ジャンドゥーヤの誕生物語

カカオ豆不足で、チョコレートを自由に作れない時代がありました。カファレル社は、地元ピエモンテ州でとれるヘーゼルナッツをペーストにしてカカオの代わりに混ぜたところ、出来上がったチョコレートが偶然にもとても美味しかったのです。それがジャンドゥーヤの始まり。

ジャンドゥーヤの名前の由来は、イタリア北部で生まれた演劇に出てくる、トリノ生まれの人気キャラクター、ジャンドゥーヤ、です。彼はお酒好きで陽気、美味しいものが大好き。ジャンドゥーヤは、カファレル社のシンボルキャラクターにもなっています。

カファレル トリノ本店の様子

カファレルトリノ本店(2018年に市川歩美撮影)

カファレルは、トリノの中心地に本店があります。ジャンドゥーヤをはじめ、チョコレートがずらり。量り売りで購入もでき、ギフトにふさわしいセットも並んでいます。

私が訪れた日も大勢の観光客の方が、たくさんのジャンドゥーヤやチョコレートを購入していました。

カラフルなラッピングのジャンドゥーヤが華やか

面白いのは、日本で見つからないチョコレートも並んでいることです。日本ではゴールドのジャンドゥーヤのパッケージが定番ですが、実は別のカラーもいろいろ。

オレンジ風味はオレンジ色、黒い包みはコーヒー風味など、味とカラーが結びついていたりもします。楽しいですよー、私は、1つずついろいろ量り売りで買って、旅のおやつにしました。

代表作の「ピエモンテ」も山のように

テラス席では、エスプレッソやカプチーノをはじめ、様々なカフェメニューを楽しめます。心地よいテラス。ドリンクをオーダーしたら、ジャンドゥーヤが添えられていました。うれしい!

トリノへご旅行されたら、ぜひ。エジプト博物館のすぐそば。有名な観光地が近いのでわかりやすく、すぐに立ち寄れます。

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