ショップチャンネルで人気の「カファレル」とは?

ショップチャンネルで大人気のチョコレート「カファレル」について、番組ゲストとして出演している、私、市川歩美が解説します。
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カファレルとはどんなブランド?
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
私は、ショップチャンネルの生放送に定期的に出演して、「カファレル」のチョコレートをご紹介しています。大人気のカファレル。ショップチャンネルファンのみなさんには、すっかりお馴染みですよね。いつもありがとうございます。
番組内ではいつもお話していることですが、ブランドの基本などを、この記事ではおさらいすることにします。
カファレルはイタリアのチョコレートブランド
Caffarel(カファレル)は、イタリアのチョコレートブランドです。創業は1826年で、場所は、イタリア北部のピエモンテ州、トリノです。
この地で、カカオ豆からチョコレートを作りはじめたのが、ピーター・ポール・カファレルです。190年以上前のトリノには、まだ産業がほとんどありませんでした。そんな時代に生まれた、小さなチョコレート工場が始まりです。
これらの詳細は、カファレルの日本の公式サイトのカファレルについてでご覧になれます。「Caffarel」へ。
日本には、1994年に上陸しました。直営店は2019年10月現在、3店舗。神戸に2店舗、東京(グランスタ)に1店舗あります。基本的に日本国内のショップで、セールを行うことはありません。
カファレルは「ジャンゥーヤ」を作ったブランド
カファレルには、大きな功績があります。
そのひとつは、イタリア・トリノの名物チョコレートとなっている「ジャンドゥーヤ」を、初めて作ったブランドであること。
カカオ豆が不足した時代に、地元のピエモンテ州でとれる、ヘーゼルナッツをペーストにしてカカオの代わりに混ぜたところ、出来上がったチョコレートが、とても美味しかったのです。
パッケージは、イタリアの歌劇に出てくるキャラクター「ジャンドゥーヤ」の帽子を模した、舟形です。みるみるうちに、このチョコレートの美味しさは話題となりました。

下の三角の金色の包みがジャンドゥーヤです
地元、ピエモンテ産の美味しいヘーゼルナッツをローストし、ペーストにしたものをチョコレートにミックス。なめらかな味わいと濃厚な風味が特徴です。いまや日本にはもちろんのこと、世界中にファンがいます。
カファレル(トリノ)本店にて
トリノの中心地に、カファレルのショップがあります。代表作の「ジャンドゥーヤ」がずらり。
上の写真は、私が2019年の秋に撮影したものです。トリノにある「カファレル」の直営店にて。カラフルなラッピングのジャンドゥーヤが、華やかで、きれいです。私が訪れたときには、ひっきりなしに、観光客が訪れ、ジャンドゥーヤを購入していました。
日本では、金色はミルクチョコレートのジャンドゥーヤです。別のカラーの包み紙もいろいろありますが、銀や紺色がビターチョコレートのジャンドゥーヤです。オレンジ色は、オレンジ風味、黒はコーヒー風味など、フレーバーも色々。
カファレルが日本ではショップチャンネルで大人気
日本の直営店では、セールをしないブランドですが、ショップチャンネルで、1年に私の知る限り2日だけ(※秋と冬に各1日)、とてもお得な、限定のチョコレートボックスが販売されます。
送料無料で、かなりの割引率なので、ファンの方は、その2日を待っていて多くの方は2つ以上、お買い物をされます。
チョコレートの味や、デザインのファンが方が多く、びっくりするほどの人気です。
ショップチャンネル限定のおしゃれな缶入り。代表商品のジャンドゥーヤをはじめ、ピエモンテ、てんとう虫やハートのミルクチョコレートなどがバランスよくセットされています。
私は、自分自身がこのチョコレートボックスの大ファンなので、ファンを代表する気持ちで生放送で解説しています。
カファレル初心者の方にも、まずはリーズナブルに購入できるこの機会に、といつも思います。バランスよく代表作や人気作が詰め合わされているのも魅力。(次回は2020年1月に販売があるようです)
ショップチャンネルでの放送は年に2回(今のところ)、秋と1月です。もし放送をご覧になったら、お早めにご購入くださいね、すぐに売り切れてしまうことが多いです。
私は、トリノの「カファレル」へも、定期的に取材に伺っています。番組ではお話しきれないそれらの様子は、チョコレートジャーナルでお知らせしていきます。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美