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コロナをきっかけにやめてよかったことーチョコレートジャーナリストの日々(自分の心地よさを考える)

2022/08/15
 
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ショコラコーディネーター®/チョコレートジャーナリスト®
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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

2020年7月後半です。チョコレート愛好家の「チョコレートジャーナル」読者のみなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

今日は久しぶりに、チョコの話ではなく、チョコレートジャーナリストの日々として、私の仕事の話。仕事に関わるテーマに興味のある方だけ、読んでください。

ここのところ、仕事をするうえで感じていることを、まとめておきます。ちょっと長くなるかもしれません。

コロナを機にやめて快適になったことが多い

 

もちろん、コロナ禍で多くの不自由なことがありますね。私の拠点は東京で、いろいろな仕事を引き続きしていますが、緊急事態宣言が出されてからは、移動することがなくなりました。すべて都内ですませています。もちろん海外出張は全部キャンセル(延期)、国内出張も、延期にしました。

外出もかなり慎重にしています。多くの方にお会いしますが、それはマストな方のみ。ぜひともお会いしたい、とか出向いて体験しないと始まらない場合だけです。

こういう制約ができたことで私は、出向かなくてもいい、むしろ出向かない方がプラスだったことが多かったことに気づきました。

 

出向く必要がなかったことに気づいた

 

ぎっしり大勢を集めてPRするような場に呼ばれることが、かつては多かったです。今はさすがにありませんが、あっても相当なことがない限り、今は遠慮します。

理由は、感染して私の周囲の方に迷惑をかけたくないから。そして、大勢を箱に集めて、1人でも多くの人にSNSにまで書いてもらおうという感じがする発表の場では、私は気が散って疲れてしまい、本来向き合うべき対象に集中できないことが、もうよくわかったからです。

無理してやっていたこと

 

ところで、みなさんはどうでしょうか?

コロナで心底行きたいところに行けないのはもちろん残念。でも「いままで無理して出かけていた場にいかずによくなり健康的になった」ということは、ありませんか?

私がそうで、親しい方々とは必ずこの話になります。コロナを機に「出かけなくても成り立つ」とわかった。

「やめたらプラスになった」「必要なかった」

つまり、実は心地よくなかったことをしていたんだとわかった。

この気づきは本当に気持ちいいものです。

やめてみたらベターになった。

私もやめて今までは一体なんだったのか、というくらい快適になったことがいくつかあります。脳がすっきりして、気分もいいので仕事もかなりはかどっています。

 

リアルもいいけどリアルでなくてもいいものはそれでいい

 

コミュニケーションは、リアルが良いと言われますし確かにそれはそうですが、私はなんでもリアルである必要はないと思います。

合理的な方法を考えるのは大切で、通話やムービーで全く問題あければそれでよく、お互いに「負担が少なくていいですね、またこんなかんじで」という話になれば双方がしあわせ。

「会社の会議に時間をかけて出向くことができなくなったので、時間に余裕ができました」という会社員の方からの声をきいたこともあります。多くの方が、仕事環境や生活スタイルを見直し、しなくていいことをやめたのではないでしょうか。

誰かの利益のために誰かが安く動きすぎていないか

 

コロナ前の私の仕事のことを、ほんの少しお話しましょう。

コロナよりもっとずっと前ですね、まぁとにかく大忙しでした。

ありがたいことではあるのですが、主にあらゆるPRの会に呼ばれました。招かれる、というと聞こえがいいですが、PRのための場です。

もちろんできれば、PR会社さんやブランドさんが売り上げをあげるために、できる限り出向いて期待にこたえたいと思っていました。でも、さすがに無償で動き続けるのは限界がありました。

私は今、放送局や出版社の社員ではなく、毎月お給料をもらいながら、担当ページや番組のために情報収集しているわけでありません。

ゆえに自分の時間を使ってすべてに応じていたら、商品プロモーションを無償で手伝うボランティアです。これは仕事ではない、私が生きていけないよね、とスケジュールをみて、呆然とした過去があります。

時には、無償どころか赤字でした。タイトなスケジュールから30分を捻出し、タクシーで片道2000円以上自費で出して会場へ急いだことが何度もあります。

私は元気な方ですが、帰宅後も周囲の期待に添えるよう、写真を整理して、なんてやり続けていたら、さすがにヘトヘトになっていました。「私が動けばブランドの商品は売れて、PR会社さんは喜ぶ。PRの手伝いになっても、私のためになっているんだろうか」。

私は、自分の仕事のクオリティを保つため、自分の役割や動きを、根本から覚悟を決めて見直す作業をしました。そして今があります。

今も私が気になるチョコレートや、優れたPRの方から届く光る情報やアプローチには心ときめき、感謝しつつ足を運びます。でも、なんでもかんでも出かける事はもうありません。

 

時代の変化とともにどこを変えると心地よいのか

 

PRとブランドとメディアの構造は、ひと昔前と完全に変わりました。今は出版社や放送局に限らず、個人がメディアになっています。その変化によって、古い慣習のどこを変えなくてはいけないか。そこに気づいている方かどうか、それは関わればわかります。

誰かの利益のために、誰かが無償で労力を使い続けていないか、搾取に近い構図はないか、相手とウィンウィンか、ギブアンドテイクになっているか。

関わる相手をリスペクトするマインドは、SDGsに繋がる考えです。

時代とともに変わった構図を理解し、私と関わってくださる関係者さんは増えました。心から感謝しています。

変に斜に構えず、オープンなマインドでやりとりしてくださる方も気持ちよいもの。そして感覚のあう方々とご一緒する方が、私はがぜん元気なのです。楽しく、パフォーマンスが何倍も上がります。

ちょっと話がそれましたが、コロナにより、何か大切で何はしなくてもよいのか、考える速度が加速しました。

みなさんはいかがですか?自分だけでなく、みんながしあわせなのが、ほんとうに気持ちいいこと。またときどき、こんなお話も書きますね。

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チョコレートジャーナリスト  市川歩美

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