【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】by Chie Araki
12月下旬から、一気に寒さがやってきました。こんな時期は、温かさがしっかり持続するドリンクはいかがでしょうか。
台湾カフェ「春水堂(チュンスイタン)」を運営する株式会社オアシスティーラウンジでは、冬季限定の「タピオカ生チョコミルクティー」を2024年12月20日(金)から発売中です。
一口目は慎重に……
生チョコとタピオカの組み合わせが気になり、私(荒木)も注文してみました。今回ホットを選んだので、上にはマシュマロとチョコクランチがトッピングされています。
蓋を開けてじっくり匂いを堪能すると、生チョコレートの香りがやはり印象的なものの、アッサム茶葉の濃厚な香りや甘さのある香りもふわっと立ち上がってきます。
「かなり熱いので、お気をつけくださいね」とお店の方から伝えてもらっていたので、覚悟はしていましたが、本当にかなり熱いです! そして冷めにくいので、猫舌の方はご注意ください。
タピオカミルクティーなのでストローももらえますが、最初から使わず、ドリンクの熱さがある程度落ち着いてからがおすすめです。お店の方に聞くと、生チョコがかなりたっぷり入っているので冷めにくいとのことでした。
いろんな「甘さ」が楽しめる
一口飲んでみると、まず、生チョコレートのトロッとした甘さがやってきて、ミルクの甘さが追いかけてきます。さらにマシュマロの甘さや、チョコクランチをドリンクに溶かすことで生まれる深い甘さも楽しめます。甘さが多重になっているものの、全体を取りまとめるミルクティーがすっきりとした後味なので、ゴクゴクと飽きることなく飲みすすめられます。
タピオカは底に沈んでいるので、私は熱さが落ち着いてから、ストローで飲みました。
熱さで柔らかくなっているのか、アイスティーバージョンよりも、モチモチ具合が若干控えめです。生チョコミルクティーとタピオカは、私は初めての組み合わせでしたが、お汁粉に入った白玉のような、どこか懐かしさもおぼえるような味わいで違和感がありませんでした。タピオカはお餅よりも小さいサイズで、冷めてもかたくなりにくいですし、老若男女に向いていそうです。
「タピオカ生チョコミルクティー」ホットだけでなく、定番のアイスもあります。トッピングはホイップクリームとチョコクランチですので、スイーツ感が強めです。
タピオカミルクティー発祥の店「春水堂」とは
台湾・台中で1983年に創業した「春水堂」はタピオカミルクティー発祥のお店です。台湾全土で60 店舗以上を展開するお茶専門の人気カフェで、50種類以上のアレンジティーだけでなく、台湾スイーツの「豆花(トウファ)」、「牛肉麺」などの台湾ヌードル・点心もあります。
ドリンクの茶葉はすべて無添加で、香料・フレーバー・防腐剤は使っておらず、安全性や風味にこだわっています。なんと店舗においては毎日気候や茶葉に合わせたお茶の仕込みを行っているそうです。
期間限定 生チョコアフタヌーンティーも
日本では、2013年に東京・代官山に1号店をオープンし、2024年12月現在、大阪、福岡など日本全国に15店舗あります。一部店舗では期間限定で、生チョコアフタヌーンティーが提供されていますので、台湾スイーツを満喫したい方はぜひお店のサイトをチェックしてみてください。
<INFO>
「タピオカ生チョコミルクティー」(アイス・ホット 店内800円、テイクアウト700円)
発売日 : 2024年12月20日(金)~ 2025年2月27日(木)
販売店舗 :全店舗
https://www.chunshuitang.jp
【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】text:荒木千衣