こんにちは。チョコレートジャーナリスト、コーディネーターの市川歩美です。
2025年1月7日（火）、TSUTAYA BOOKSTORE 恵比寿ガーデンプレイス店 SHARE LOUNGE で、ACE副代表の白木さんと市川歩美による、トークイベントが開催されました。
ガーナのチョコレートを味わいながらガーナの現状をお話。当日は、多くの方にお集まりいただき、みなさんの関心度がうかがえました。
白木朋子さんと市川歩美によるガーナレポート
このイベントでは、日本が最も多くカカオを輸入している国、ガーナのカカオ生産地の現状を白木朋子さんと市川歩美がトーク。
白木朋子さんはACEの副代表で、ガーナのカカオ産地で、カカオ農家の児童労働をなくすための活動を行っています。
ガーナでは子どもたちが学校へ行けずに働いているという現実があります。私・市川歩美はガーナで取材したジャーナリストの視点から、白木さんはACEが2009年から実施している「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを行ってきたご経験を話しつつ、トークセッションを行いました。
市川歩美はACEの活動を応援
ACEはガーナのカカオ農家や子どもたちを支援する活動を17年続けているほか、ガーナ政府と協力しながら新しい国の仕組みづくりにも取り組んでいます。また、日本の企業と協力し、「児童労働のないチョコレート」があたりまえに手に入る未来の実現を目指しています。
チョコレートを食べる人も、カカオを作る人も幸せになる未来を目指す。これは私の思いであり、ACEさんの活動の目標です。2011年にACEの活動を知った私は、それ以来ずっと、ACEの活動を応援しています。
そのあたりのくわしいことは、12月発売の私の著書「チョコレートと日本人」（早川書房・ハヤカワ新書）にも書きましたのでぜひ読んでくださいね。
「ANIDASOƆ−アニダソ」チョコレートを味わいながら
イベントでは、ガーナの活動地で採れたカカオを原料に使用した「ANIDASOƆ − アニダソ」チョコレートを味わいました。私はこのチョコレートのプロデュースをお手伝いしています。
目標を大幅に超え、4000枚近くが販売された「アニダソチョコレート」を1人1枚プレゼント。さらにおいしいコーヒーや紅茶などをいただきながらの時間。お土産には1チョコ for 1スマイルでおなじみの森永の「小枝」や詩人・谷川俊太郎さんの「そのこ」の、ACEオリジナルポストカードがプレゼントされました。
ガーナの現地の様子やカカオ農家のみなさんの現状について、多くの質問があがりました。親子で参加してくださった方も、今後ガーナに留学する、という方も！今回のイベントを通じて、日本の重要なカカオ産地、ガーナの現状を知っていただけたと思います。
次回は2月4日15時〜に阪急うめだ本店の「チョコレート博覧会」の会場で２人でトークします。祝祭広場で参加は無料。関西のみなさん、お気軽に参加してくださいね。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
