ジャン-シャルル・ロシュ―のフルーツタブレットとは?イチゴもマンゴーもキウイもとても美味しい!

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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

今日はジャン-シャルル・ロシュ―(東京)で、毎週土曜日のみ、数量限定販売されている、フレッシュなフルーツを使った板チョコレート「フルーツタブレット」をご紹介します。

 

目次

ジャン-シャルル・ロシュ―とは?

 

まずは、基本から。ジャン-シャルル・ロシュ―というのは、チョコレートブランドの名前です。本店はパリにありますが、日本には、東京・青山にブティックがあります。

フランス語表記すると、JEAN-CHARLES ROCHOUX(ジャン-シャルル・ロシュー)。ブランドの名前でもありますが、ショコラティエの名前でもあります。

ロシューシェフは、フランス・リシュリュー生まれのショコラティエで、パリの有名レストラン「ギー・サヴォワ」などを経て、パリを代表するチョコレート職人でありレジェンド、ミッシェル・ショーダン氏に師事、「ミッシェル・ショーダン」に在籍し、長年仕事をしてきた方です。

2004年には、独立して、パリ6区にブティックをオープン。「JEAN-CHARLES ROCHOUX Chocolatier Paris」という名のブティックで、私も何度か訪れ、シェフとお話したこともあります。日本にもファンが多い、有名店です。

東京のショップは、2018年1月18日にオープンしました。南青山の骨董通りから細い路地に入ると見つかる、隠れ家的なブティックで、静かなエリアにあります。

私は、オープン時のパーティに出席して以来、何度か訪れていますが、パリとはまた違ったクールなインテリア。アーティスティックで、美しい空間です。

2018年1月18日、南青山5丁目にオープンした【ジャン-シャルル・ロシュー 東京】
オープン当時「ひとさらマガジン」に書いた市川記事はこちら

私はジャン-シャルル・ロシュ―のチョコレートは、パリのサロン・デュ・ショコラやパリのブティックで入手することが多かったのですが、今は、東京でも味わえます。フルーツタブレットも、そのひとつです。

 

ジャン-シャルル・ロシュ―で人気のフルーツタブレットとは

 

ジャン-シャルル・ロシュ―には、ボンボンショコラや、様々なチョコレートが並んでいますが、中でも人気を集めているのが「フルーツタブレット」です。

フレッシュな(生の)フルーツを使った板チョコレート(タブレット)で、みずみずしいフルーツをフレッシュなままダークチョコレートで閉じ込めた、立体的なチョコレートです。フレッシュなフルーツを使っているため、賞味期限はジャスト1日、販売当日のみです。

特によく話題となるのがイチゴを使ったフルーツタブレット。

イチゴのフルーツタブレット3種(イチゴの品種ちがい)

 

ユニークな見た目に対して、割って食べやすいのも魅力。一度味わえば、きっとみなさんの「板チョコレート」のイメージが、覆されることでしょう。

 

イチゴのフルーツタブレット

イチゴのフルーツタブレットは、国産のイチゴがおいしい季節だけの限定商品です。今年は5月中くらいまでの販売予定とのこと。(変更になる可能性があります)

季節ごとに収穫される、国産のおいしいイチゴを選んで作るため、時期によって品種が違います。これも実は、チェックポイント。上記の写真のように、同じ土曜日に、3品種が販売されていることもあります。

日本には多くのイチゴの品種がありますね。甘みのあるイチゴ、酸味が魅力のイチゴ、食感の違いもあります。日本のイチゴを、おいしいビターチョコレートとともに、パリッと、味わえるのがこのフルーツタブレット、ということです。

そうなんです。

きっと誰もがナイフでカットして、イチゴの断面をどうしても見たくなるチョコレートですが、まずヴィジュアルを楽しんだら、あとは一粒分をチョコとともに割って、ぱくっといただくのがおすすめ。

臆せず、ぱくっ、と一粒をチョコレートとともにほおばりましょう。うすいチョコレートコーティングが最初にとけ、みずみずしくイチゴがはじけ、そして最後はおいしいダークチョコレートの余韻が残ります。そのバランスがとても秀逸、そして幸せ。

 

プチマンゴーのフルーツタブレット

 

イチゴのタブレットのシーズンのあとは、プチマンゴーのタブレットが販売されることがあります。私は、このマンゴーのタブレットが大好き。

おいしいんですよ〜。選ばれたマンゴーのとろりとした甘味と、ダークチョコレートがベストマッチです。チョコを愛する私の友人は、これが一番好き、と話してくれました。私も、とても気に入っています。

 

グリーンキウイのフルーツタブレット

 

キウイとチョコレートもベストマッチです。カットするときれいなグリーン。熟したキウイの甘さ、そしてタネの食感とともに、ダークチョコレートを美味しく味わえます。実は、こちらも好き。

キウイが大きめにカットされています。こちらも、カットして断面を見たら、ぱくっとどうぞ。ダークチョコレートとキウイの相性のよさを感じてください。

 

パイナップルのフルーツタブレット

 

なんだかこうして書いていると、結局は、全部好きなんじゃないかと、自分でつっこみたくなってきましたが!はい、パイナップルも美味しいんです。

 

これはもう、想像できそうでしょうか?熟したパイナップルをタブレットに適したサイズにカット。多分、もうみなさんのイメージどおり。甘酸っぱく、よく熟したパイナップルとダークチョコレートのマリアージュ、間違いなしです。

 

フルーツタブレットの入手方法

 

入手方法の説明をします。

フルーツタブレットは、東京のブティックでは、毎週土曜日のみ、数量限定販売されています。人気が高いので、どうしても購入したい方は、注意してください。

数が限られていることもあり、12時の開店前から並ぶ人がいるほど。整理券が配られることもあります。入手したい方は、できれば早い時間に出かけることをおすすめします。

当日、販売される数と種類は、決まっていません。なぜなら季節ごとに、良いものを選んで使うため、急きょフルーツの内容が変わったり、新たなフルーツが予告なしに加わることもあるからです。

イチゴのフルーツタブレットは、ネット上などでも人気がありますが、通年販売はされていません。季節によって、イチゴではなく、別のフルーツのタブレットが販売されていることを、覚えておいてください。

ぶどうの季節は、シャインマスカットのフルーツタブレットなどが登場して、とても美味しいので、季節ごとに国産フルーツのおいしさを、チョコレートとともに楽しみましょう。

フルーツタブレットの価格は、それぞれ、3564円(税込)です。

 

フルーツタブレットを持ち帰るときの注意

 

お店で買って持ち帰るときに、気をつけたいことも書き添えますね。

フルーツタブレットは、うすくチョコレートがコーティングされ、とても繊細なので、温度管理に注意してください。

冬場は大丈夫ですが、これからの季節は、特にお店にいくときは、保冷バッグを持っていくことをおすすめします。

もちろん保冷剤はブティックで用意していただけますが、持ち帰りに時間がかかる方は、特に気温の高い日は、注意して。夏場は「家に着いたらチョコが溶けていた」なんて悲劇が起きると、スペシャルなチョコレートだけにショックが大きいはず。

そしてなるべく、早めに家について、そして早めに(賞味期限は1日)味わいましょう。

ジャン-シャルル・ロシュ―のブティック内には、チョコレートで作られたオブジェがギャラリーのようにあちこちに。パリのブティックもそうです。チョコレートの魅力あふれる、空間も楽しんでください。

ジャン-シャルル・ロシュー 東京
東京都港区南青山5丁目12-3 NOIRビル 1F
電話: 03-6805-0854
*イートインはありません。
(フルーツタブレットについて詳しくはショップにお問い合わせください)

text&photo
チョコレートジャーナリスト  市川歩美

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