【The Chocolate Journal チョコレートレポート】
text:Chie Araki
たっぷりチョコとふんわりケーキを手軽に楽しめる、ロッテのチョコパイ。今年、なんと、常温のチョコパイとして史上初の白いチョコパイが登場しました!
チョコパイのためのホワイトチョコ
ちょっと小腹が空いた時、腹持ちが良いのでチョコパイを選ぶことも多い私(荒木)。
新しく登場したチョコパイは、「茶色」のイメージから脱却して、「初雪」のように真っ白で可愛らしい印象です。
ホワイトチョコなので、ダークチョコやミルクチョコに比べて、「クセのある甘みが強いのでは」と懸念していました。
しかし、このホワイトチョコは「白いチョコパイ」のために開発されたもの。
ミルクやバニラを加えているので、コクはありつつも、甘さが強すぎません。全体にたっぷりかかっている割には、生地の味わいも感じられます。
開発チームはしつこくならないよう、試作検討と嗜好調査を重ねたそうです。
お正月にピッタリ
切った時の断面の、赤と白のコントラストがかわいらしく、紅白でまさにお正月にもピッタリだと感じました。
中のクリームは、通常のチョコパイの場合バニラクリームです。ただし今回はミルククリーム。口当たりが優しく軽くなっています。
そして、真ん中には苺とラズベリーの2つのベリージャム。ベリー独特の甘みと酸味とアクセントが加わったことで食べた時に、もったりしすぎず、爽やかです。
ロッテ チョコパイの歴史
ロッテは1948年に創業し、1983年9月にチョコパイを発売。半生ケーキというジャンルを開拓しました。
箱入りで発売開始された後、箱入りより多く入ったパーティーパック。2006年に1個の大きさが小さくなったプチチョコパイとラインナップが増えていきました。
コンビニ・駅売店限定の2個入りパーソナルパックなど、時代の変化とともに、量や大きさの変動もありました。
他のお菓子でも「小型化」「少量化」は、特に都市では増加傾向です。
わいわい職場や家族皆で食べるお菓子から、在宅勤務や個人的な嗜好もあってか、箱型よりも少量パック、パウチタイプが増えています。ワンコイン前後で、気軽に試せるという理由もあるかもしれません。
今回の白い「初雪ミルク」チョコパイは、1個単位での販売ですので、挑戦するにはもってこい。
今までのチョコパイとは見た目も味わいも一味も二味も違います。「史上初めて」のチョコパイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
冬季限定で1月頃までの販売です。見かけたらお早めにGETがおすすめです!
白いチョコパイのインフォメーション
「ロッテ 白いチョコパイ<初雪ミルク>」
発売予定期間 2021年11月〜2022年1月頃まで冬季限定
発売地区 全国
価格 オープン価格(想定小売価格118円前後(税込))
【The Chocolate Journal チョコレートレポート】text:Chie Araki