新型コロナウイルス感染拡大を受けアメリカで仮想チョコフェス開催中「ステイホームウィズチョコレート」

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ヴァーチャルチョコフェス#StayHomeWithChocolate3月28日まで開催中

新型コロナウィルスの感染拡大による影響で、世界のチョコレートブランド、チョコレート店がダメージを受けています。

混乱の中、現在、アメリカのFCCI(Fine Cacao and Chocolate Institute)のメンバー、アメリカのクラフトチョコレートブランドが中心となり、自宅から参加できるヴァーチャルなチョコレートフェスティバル「#StayHomeWithChocolate(ステイホームウィズチョコレートフェスティバル)」が開催されています。

FCCIの先生方から集中授業を受けた経験があり、FCCIからのニュースレターでフェスの存在を知りました。日本ではまだ殆ど知られていません。

Japanese choolatelover(日本のチョコレートラバー)のみなさん。特にビーントゥバー、クラフトチョコレート好きなみなさん。ぜひ広くこの記事を拡散して、多くの方に教えてあげてください。

開催は3月28日までで、誰でもどこでも、ネット環境さえあれば、アメリカのチョコレートブランドのファクトリーツアーなどを、ライブ中継で見られます。英語ができなくてもキャッチできる情報が多いと思います。

*参考までに、アメリカとの時差は日本のー13時間。つまりアメリカのが13時間過去、ということになります。

#StayHomeWithChocolate のライブ中継スケジュールとサイト

#StayHomeWithChocolate
=自宅でチョコレートと楽しむ、フェスティバル。

#StayHomeWithChocolate WEBサイト

開催は3月24〜28日です。
私たちは、どこにいてもスマホやタブレットなど、オンライン環境さえあれば、フェスィバルの参加者になれます。

交通費を使わずに、チョコレート工場、カカオ農場、ガイド付きチョコレートの試飲、チョコレート料理のデモンストレーションなどのなどのライブツアーに参加ができる。アメリカを中心に人気ビーントゥバーチョコレートブランドによる配信もあり、うれしいことに#StayHomeWithChocolate のライブ中継は、無料です。

ライブ中継スケジュール(28日)はこちらから

コロナウィルス拡大 外出自粛の今だからこそ仮想チョコフェス

店舗での対面販売の減少が、店舗存続の危機にも繋がりかねない今。アメリカのFCCIは、スピーディにクラフトチョコレートブランドや、小さなメーカーをサポートする形を実現しました。

この迅速さは、アメリカのファインチョコレートコミュニティの力なのかもしれませんね。約100ものチョコレートブランド、カカオ生産者、会社の迅速な参加。優れたディレクションがなくては、またチョコレートブランドがリスペクトしあい、連携をとっていなければ、実現は不可能でしょう。

新型肺炎の感染拡大で、アメリカはニューヨークがロックダウン。危機的な状況にあります。しかしこのような事態である今だからこその、前代未聞のチョコレートの仮想フェス、ともいえます。

フェスティバルは、大きな会場に人が集まるものだけでなく、Stay homeでもありえるものであること。しかもアメリカのフェスティバルにオンラインで参加できるのです。よろしければみなさんも、参加してみてはいかがでしょう。

text チョコレートジャーナリスト 市川歩美(Ayumi Ichikawa)

追記:
先日、サンフランシスコで8日にFCCI代表(ハーバード大学教授)のCarla D.Martin先生とお話。少しご挨拶しましたが、その時はアメリカは危機的な状況、といえるほどではありませんでした。しかし、その後アメリカで感染者が増え、FCCIからのフェス告知メールは私のもとに、18日に届きました。フェス実現の速さに、本当に驚いています。

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