【The Chocolate Journal チョコレートレポート】市川歩美
チョコレート好きでなくとも、ロッテの「ガーナ」はおなじみですね。
今回は、先日ご近所のスーパーでみつけた「大粒で味わうガーナ」のことを書いてみます。
真っ赤なパッケージが、目をひくんですよね。ロッテのガーナの赤って華やかですよね。私は赤色が好きな方なので、ロッテのガーナは気になるチョコ、です。
ロッテ「大粒で味わうガーナチョコレート」とは？
いつものガーナと違って、大きめの箱入り。これまでの人生で、ガーナといえばたいてい板チョコで味わってきた私（市川歩美）です。なのでこの箱と、パッケージに「大粒で味わうガーナ」をみて、こんなのあるのね〜と。
パッケージに、あんまりあれこれ書いてないというか、赤い余白が多くないですか？赤は派手だけど、あれこれ説明してなくて、大きなサイズの文字で「大粒」をシンプルにアピールするその姿に、ちょっとそそられました。
大粒ってどのくらい？どんな味？
ガーナの歴史の中では若者
実は、 すでに2021年の9月から販売されている商品です。「ガーナショコラビスキュイ」とともに発売された、ガーナのシリーズのひとつ。でも、私は2023年5月（今日）までこのチョコレートを知らなかったのですが、みなさんはどうですか？
もう1年半もたっている〜とおもうかもしれませんが、ロッテのガーナが生まれたのは1964年なので、ガーナの長い歴史の中では若者なのですよ。もう60年近く、ガーナは、日本で人気者です。
大粒ならではの満足感と贅沢感
というわけで、ときどき出かけるスーパーの棚で、偶然目があったこのチョコ。（チョコと目が合って買う、みたいなことが結構私にはよくあります）真っ赤な箱を手にとって、レジへ。
いま便利ですよね〜、ぴっ、とセルフレジでバーコードをスキャンしてさくっとお支払い。自宅に持ち帰り、箱をあけて味わうと、うーんなるほど、お味はガーナ、でもいつもと気分のちがうころんとしたガーナ、です。
ロッテの発表によると
・大粒ならではの満足感とちょっぴり贅沢な余韻に浸れる一粒ショコラです。
・シンプルでコク深く、まろやかな味わいでありながら、センターチョコをエアレーションすることで、
後切れが良く飽きのこない美味しさを楽しめます。
エアレーションは、空気をふくませる、というような意味です。ふわっ、とチョコレートが口の中で軽やかに溶けていく感覚があります。
冷やして味わってみた
今日は暑かったので、常温で一粒たべて、あとは冷蔵庫へ入れました。
常温はやわらかめ。続いて、冷たく冷やして味わうこととなりましたが、感想は……
ぜんぜんちがう！！
冷蔵庫に入れるバージョン、いいですねえ、夏は特におすすめ。外側と中の差がはっきりして、甘さをマイルドに感じます。
「大粒で味わうガーナ」は、粒ゆえに、冷やすとよりかりっして、食べ応えがあります。あつあつのコーヒーとともにいただいてもおいしそう。コーヒーはいろいろありますが、酸味が少ないものにしましょうね。
ロッテのプレミアムライン「プレミアムガーナシリーズ」とはまた違う、外はミルクチョコ、中はやわらかめなミルクチョコの、ミルクチョコ好きのためのシンプルチョコ。
ロッテのガーナは、子供の頃から味わってきたチョコレートですが、私が大人になってからも、次々と新しいスタイルになってたくさんの種類が登場しているのは、振り返ってよく考えるとおもしろいことです。
商品名：大粒で味わうガーナ
全国で発売
内容量：9粒入
価格：オープン価格（想定小売価格194円前後(税込)）
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美
