こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
フレデリック・カッセルが2020年クリスマスケーキを発表しました。通常のホールケーキに加え、一人サイズのケーキが魅力的です。
フレデリック・カッセルの一人分ケーキ
フレデリック・カッセルのケーキ。チョコレートはもちろん、私はいつもケーキの美味しさに注目しています。今年のクリスマスケーキ、今日は、ひとりでもふたりでも楽しめるケーキをご紹介します。
一足先に取材しましたので、お皿にのせ、シャンパーニュのハーフボトルととともに、並べてみました。ちょっと早いクリスマス気分を、シェアします。
ピンクの方は、「プティ・ガトー フレーズ・フレーズ」。
イチゴ好きな方は、マストです。イチゴが香るチョコレートコーティング、イチゴのムース、みずみずしいイチゴのジュレ。サブレがアクセントになり、カラーもラブリー。多くの方に愛される味だと思います。
クリスマスの一人用チョコレートケーキ
「プティ・ガトー アブソリュ」は、チョコレート好きのためのクリスマスケーキです。
チョコレート好きな私は(いつもよく書きますが)、このシンプルなチョコレート色と白、の見た目にときめきます。チョコレートジャーナル読者にもそういう方が多そう。いかがでしょう?
このケーキが面白いのは「クスクス」を使っていることです。
ザクザクとした心地よい食感のサブレ生地がアクセント。濃厚なガトーショコラとチョコレートクリームがあわさり、たっぷりバニラの香るクリーム。私の好きなシンプルな構成です。(シンプルなものこそ、素材とバランスが重要)
結構食べ応えがあるので、二人で半分こしても。カットしなくてよいので、作業がはぶけるのも忙しい方には、うれしいですね。
私個人的には
・食べきれて気持ちがいい
・小さめなサイズのクリスマスケーキを、いろいろ買って食べる楽しさがある
と感じます。
大勢でカットして分けるタイプのクリスマスケーキがお好きなら、同じ味のホールケーキもあります。
先日、フレデリック・カッセルシェフと、フォンテーヌブローと東京をつないで、Zoomでお話。バレンタインシーズンの新作で、気に入ったケーキがあったので、改めて記事にします。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美