こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
グリーンビーントゥバーチョコレート日本橋店(コレド室町)で、おいしい新作ガトーショコラを発見しました。抹茶とカカオ、そして「塩ホイップ」のマリアージュ。読者のみなさんに紹介します。
グリーンビーントゥバーチョコレート日本橋限定、抹茶のガトーショコラ
▲抹茶ガトーショコラ 800円(税別)
9月25日から新発売となった「抹茶ガトーショコラ」は、京都の抹茶専門店「IPPUKU&MATCHA」と、グリーンビーントゥバーチョコレートによるコラボレーション。カフェスペースでいただきました。
▲グリーン、という店名と、抹茶のグリーンのイメージがかさなります。
グリーンビーントゥバーチョコレートは、ビーントゥーバーチョコレート専門店。ガトーショコラに使われるチョコレートは中目黒のアトリエで、カカオ豆の段階から作られています。
カカオ豆はペルー産(パロ ブランコ)50%を使用。ハイカカオなミルクチョコレートです。上の層は抹茶をあわせたガトーショコラ、下はプレーンなガトーショコラ。
「さみどり」という手摘み一番茶をブレンドした宇治抹茶が使われています。
塩ホイップが超気に入りました
ユニークなのはホイップクリーム。抹茶とペルー産カカオのガトーショコラとマリアージュします。
「塩ホイップ」とスタッフの方がよぶクリームです。
内容は、砂糖を少し、伊豆大島の「満月のシホ」を入れた生クリームに「クレームエペス」を少し加えたオリジナルだそう。塩気と、ヨーグルトのような酸味もあり、ふわふわです。
「塩ホイップ」が、抹茶風味のガトーショコラと調和し、洗練された調和が生まれています。私好みで、2カットでも、すいっと、いけました。
甘さを塩入りのクリームで整えるガトーショコラ。抹茶のソースによるグリーンのラインは、レストランの一皿のようで、いいですね。800円。
「抹茶ガトーショコラ」は3300円(税別)。持ち帰りもできますが、私は、いちどはカフェスペースで召し上がることをおすすめします。
「塩ホイップ」が気になったた私は、早速、オリジナル「塩ホイップ」を作るなどして、自宅でやや甘めのガトーショコラと別素材とあわせてみるつもりです。
場所は、銀座線「三越前」駅からすぐ。自然光の入る、心地よいお店です。
最後に、1周年おめでとうございます。グリーンビーントゥバーチョコレートさん!
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美
*グリーンビーントゥバーチョコレートもそうですが、近年、日本のビーントゥバーチョコレートブランドが発表する、カカオが主役のガトーやデザートの進化がめざましいです。個人的にも好きなクリエーションが多く、進化がうれしいです。