【The Chocolate Journal チョコレートニュース】text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。グリーンビーントゥバーチョコレート(東京・中目黒)のパフェが好きで、毎年食べに行くことにしているのです。
今年も夏に新作パフェを発表、今年も8月15日から第二弾が販売されましたので、レポートしますね。
グリーンビーントゥバーチョコレートのパフェ
2023年のグリーンビーントゥバーチョコレートの夏パフェ。第一弾も美味しく……大満足でした。詳細は以下を参照↓
今年は、これまでのグリーンビーントゥーバーのパフェから装い新たに、リッチなイメージです。夏の後半に第二弾となるパフェが登場、早速でかけてきました。
第二弾、8月からのパフェは、私も大好きなフルーツ、ぶどうとカカオをマリアージュさせたパフェです。
名前は「グラスパフェ 巨峰&シャインマスカット 」。
立体的で、こぼれおちんばかりのぶどう。ころころしていて、巨峰がくるくる螺旋になっています。すごいですねー、詳細は今回もパフェに添えられるパンフレットをご紹介しますので、参考にしてください。
毎度パンフレットと実物を見比べては、凝ってるなぁ、と思うと同時に、カカオ豆からチョコレートを作るブランドならではの、カカオの活かし方に注目。
こぼれおちんばかりのチョコソルベにもときめきました。名付けて「こぼれタンザニア産チョコソルベ」(私が名付けただけ)。おっとっと、などと言いながら、スプーンですくっていただくのがオツではないでしょうか。
ベリー系のすっきりとしたアロマと酸味が特徴のタンザニア産チョコレートソルベが、なるほど、巨峰とマッチ。また、巨峰と大葉のグラニテともマッチしています。
カカオに目を向けると、ガーナのカカオニブがフロランタンに、タンザニア産カカオはチョコレートソルベに、チュアオのチョコレートはシャンティーに。各産地からのカカオの個性を、パフェに活かしています。
巨峰とマスカットとカカオ
ぶどうは、 巨峰とマスカットが使われていました。
巨峰はハーフカットしたものと、ひとつぶ丸ごと、も。 ぶどうのパフェはあれ、丸ごとひとつぶカットせずにパフェにのっているのがレア!
振り返るとやっぱりぶどうというものは、通常一粒、丸い状態で味わっている気がするのです。なのでやはり一粒味わうのはいいですね。ぶどう感がしっかり感じられました。ぶどうをほおばり、皮がはじけると、夏だなぁ、という感じ。
タイムがアクセント
そして、これからこのパフェを食べに行くみなさんに、特に大人のみなさんに、私からのオススメなんですが、ぜひタイムを利用してください。添えられた葉っぱは、タイム(ハーブ)です。これが、私は大好き!
これを使わない手はない!
前の記事にも書きましたが、タイムの葉(上の方のやわらかいところ)を少しちぎってまぶしたりしながら、パフェを味わってください。すべてのパーツに意外にもあうのです。
ぱっ、と味がかわります。チョコレートにもカカオにも、フルーツにも、生姜風味のパンナコッタにもあいます。タイムの風味が苦手な方以外は、試してみてくださいね。ハーブ好きななら気に入るはずです。
マスカットがしゃきしゃき
巨峰と大葉のグラニテ(かき氷みたいなもの、と考えてください・紫色のところ)とシャキシャキした薄くスライスした マスカットにより、第一弾以上に、夏らしい爽やかさが生まれています。
グラスにぎっしり、多くのパーツがつまった美味しいパフェ。見た目もお味も楽しめました。みなさんもぜひ!
Voicyで、パフェを作った飯塚さんと市川歩美がトーク
市川歩美のVoicyに、パフェを作った、グリーンビーントゥバーチョコレートの飯塚美穂さんが出演してくれました。
インフォメーション
パフェのインフォメーションです。
「グラスパフェー 巨峰&シャインマスカット 」
イートインのみ
価格: ¥2500(税込)
販売場所:中目黒本店(中目黒駅から徒歩10分ほど)
9月末まで発売予定
別件ですが、おとといから上の新メニューが登場していました。「モン シュシュ」というメニューで、ブラウニーやkチョコレートカヌレ、レーズンサンド、ボンボンショコラ(好きなものを選べる)がセットになった特別なプレートメニュー。人気メニューばかりを集めたそうで、次回はぜひ、と目をつけています。
目黒川沿いの木陰をお散歩しながら、ぜひお出かけください。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美