【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】by Chie Araki
やっと春を感じる季節になりました。
気温がだんだん上がるとチョコレートが溶けやすくなることが悩ましいですが、今回はその点もクリアできる、いま話題の焼菓子(クッキー・サブレ)を、私・荒木が味わった感想をお届けします。
TAICHIRO MORINAGA 「クッキーセレクション with CACAO」
荒木が味わってみたクッキーと焼き菓子。
まずひとつめは、先日市川さんが開発者の小野さんにインタビューされ、記事を書かれた、TAICHIRO MORINAGA 「クッキーセレクション with CACAO」。開発秘話や概要はこちらの記事を読んでください。

私(荒木)も4種を食べ比べてみることにしました。すると「糖の違いで後味の印象がこんなにも変わるんだ!」と驚きました。

印象的だったのは「ZaKu」。
素焚糖は初めて味わいましたが、国産で奄美諸島産さとうきび原料だけで作られている糖というだけあって、粒は大きくとも素朴な甘さです。
甘さが全面に出すぎないことで、アーモンドのナッティさやチョコレートのコクを引き立たせている印象でした。生地にアーモンドがふんだんに混ぜ込まれているからこそ堪能できる、強いザクザクとパリパリ感がたまりませんでした。

どれも甲乙つけ難いのですが、一番好きだったのは「GaRi」です。
封を開けると、ふわんと甘やかなメープルが香り、噛み締めると粒状のメープルシュガーが一気に口の中ではじけ、広がります。そこにチョコレートチップが組み合わさって、落ち着いた甘みに変わっていきます。

メープルシロップを長く販売してきた森永製菓。メープルのやわらかい香りの余韻が心地よく、ホットケーキミックスに付属していたメープルシロップを思い出して、懐かしくなりました。
ゴディバ「サブレショコラ ソルティーキャラメル」
次は、ゴディバで人気のサブレショコラ。
サブレで様々なフレーバーのチョコレートをサンドしているのですが、2025年春夏限定の限定フレーバーとして「ソルティーキャラメル」が発売されました。

キャラメルがミルクチョコレートに練り込んであり、サクッとしたサブレとなめらかでトロッとしたガナッシュと、後半にだんだんと感じられる雪塩の味わいがピリッとアクセントになっています。
サブレは、チョコレートと合わさることでしっとり食感になる変化も。サブレの味は濃すぎないので、様々な飲み物とも合うと思いました。

その他のフレーバーは、ピスタチオ&ホワイトチョコレート、ラズベリー&ダークチョコレート、33%ミルクチョコレート、抹茶&ホワイトチョコレートとあり、箱を開けた時のカラフルさに目も心も華やぎます。
お出かけのお供に
紹介した2商品は、どちらもロゴや商品名が箔押しされており高級感たっぷり。
個包装で、かつ日持ちもするのでご挨拶の際や手土産で喜ばれそうです。常温で持ち運びできるので、ピクニックなどのおやつにも向いていそうですね。お出かけのお供にイチオシの逸品です!
INFO
TAICHIRO MORINAGA 「クッキーセレクション with CACAO」
内容量:1箱23個入り
価格(税込):3,456円
https://www.morinaga.co.jp/direct-store/lp/taichiro_morinaga_cookieselection
GODIVA 「SABLÉS CHOCOLAT」
内容量/価格(税込):5個入/ 2,160円、9個入/3,780円 14個入/4,968円
販売期間:2025年4月9日(水)~8月19日(火)(予定)
https://www.godiva.co.jp/items/sable.html
【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】text:荒木千衣