【The Chocolate Journal チョコレートレポート】
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
SNSにはポストしていましたが、仕事旅で、広島にいます。今日は広島で唯一のバー ア ショコラがある、ジャン=ポール・エヴァン三越広島店に立ち寄り、クリスマスメニューなどを味わってきたので、レポートします。
ジャン=ポール・エヴァン三越広島店
ジャン=ポール・エヴァンは、広島に2箇所、あります。そのひとつが、三越広島店。バー ア ショコラがある店舗です。
三越の一階にあって、わかりやすいです。カウンター席のみで、壁がなく、とても入りやすいのが特徴。幅広い年齢層の常連さんがいらっしゃる、というのも頷けます。
もうひとつの特徴は、お隣が、お花屋さん、ということ。あの、お花屋さんの中の、気持ちのよい空気ってありますよね。あのほのかな緑の香りが心地よいのです。お客様の中には、お花とチョコレートを一緒にギフトにされる方もいるそうで、素敵ですね。
お花を眺めたり、カウンターごしに、スタッフの方がコーヒーを入れたり、ショコラショを作るのを見られたりと、落ち着いた時間を過ごせました。
ムニュ ノエル アドヴェント
カウンターに座っていただいたのは「ムニュ ノエル アドヴェント」。クリスマスシーズンのための限定メニューです。
広島のみならず、もちろん全国のバー ア ショコラのメニューなのでご安心を。
ファンが多い「マロングラッセ」とチョコレートと、ドリンクのセットです。
チョコレートは2種類から選べます。基本は「スリーズ オール」(お酒がきいたさくらんぼ入りのチョコレート)ですが、お酒が苦手な方は、ノエル期間限定のボンボンショコラ「ハバナ」をどうぞ。
ドリンクは、アルザス産スパークリングワイン、または白ワイン、またはノンアルコールスパークリングぶどうジュースに変更可能。
このように、色々カスタマイズできますが、私はグランクリュシリーズが好きなので「ハバナ」に変更し、ノンアルコールスパークリングぶどうジュース(アランミリアのもの)をセレクトしました。これで、1870円(税込)。アルコールを選ぶと、1980円(税込)になります。
ドゥジャ ピスターシュとあわせてみて
ところで。加えて今回「ドゥジャ ピスターシュ」をいただいたんですが、改めてこれ、とても美味しいですよね。
いわゆる、緑色が強調された濃厚な味のピスタチオ味と異なり、さわやかで繊細なピスタチオの風味がアクセント。チョコレートファンならきっと好きな、チョコレートが主役のふわりとなめらかなチョコレートケーキです。
そして、試してわかったのですが、このケーキとノンアルコールのスパークリングぶどうジュースがとてもよくあうのです。タイミングがあえば、試してみてください。
セットメニューにこのケーキをプラスして、お友達と分けるのも、もちろん1人で召し上がっても良いと思います。
ジャン=ポール・エヴァンファンが多い広島
広島は、ジャン=ポール・エヴァンが東京に次いで、2番目にできた日本の都市。
日本にジャン=ポール・エヴァン シェフご本人が、来日すると必ず日本国内のブティックに立ち寄り、味(ショコラショ、コーヒー、デセールなど)をしっかりチェックされていくそうすが、ここ、三越広島店のメニューの出来がとてもよかったと非常に満足されていた、というエピソードもあります。
お店では、店長の寺戸さんが、アドベントカレンダーをご紹介くださいました。
寺戸さんは、ジャン=ポール・エヴァンが広島にオープンした20年前から、変わらず広島でジャン=ポール・エヴァンでお仕事をされてきた方。丁寧に対応してくださってうれしかったです。
広島には、もう一箇所、ジャン=ポール・エヴァンのショコラを味わえる場所があります。その内容については、また次回の記事で書きますね。
text&photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美