【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
パリ発の有名チョコレート専門店「ジャン=ポール・エヴァン」が日本に上陸して、2022年9月で20周年を迎えます。9月1日から日本上陸20周年を記念して、日本国内のジャン=ポール・エヴァンのブティックでは、様々な限定商品やメニューが登場します。
ジャン=ポール・エヴァンとは
ジャン=ポール・エヴァンが日本にブティックをオープンしたのは、2002 年。場所は、東京の新宿伊勢丹でした。現在は日本国内に12店舗+オンラインブティックを展開するチョコレートブランドです。
ジャン=ポール・エヴァン氏は、1986年、MOF(フランス国家最優秀職人章、パティシエ・コンフィズール部門)を受章し、1988年、パリ7区のモット・ピケ通り16番地に初のブティックをオープン。世界的に有名なチョコレート職人です。
参考
ジャン=ポール・エヴァンについて
https://www.jph-japon.co.jp/Page/brand_JeanPaulHevin.aspx
ジャン=ポール・エヴァンが日本上陸20周年商品を発売
東京・新宿にブティックをオープンして、20年。日本で多くのファンを魅了してきたパリの有名ショコラブランドが、日本のファンへの感謝の気持ちを込めた「20 周年コレクション」を、9月1日から10月31日まで限定販売します。
イートインメニュー「タルティーヌ ショコラ 」
その中でも、日本に初めてオープンした伊勢丹新宿本店では、カジュアルに楽しめるスペシャルメニューが登場します。3つご紹介します。
パン・ド・カンパーニュにバターを塗り、20周年に向けてジャン=ポール・エヴァン氏本人が今回のためだけにクリエイションしたチョコレートペースト(タルティネ)を塗った特別なメニュー。
削ったショコラ(コポー)がトッピングされています。ショコラ ショとのセットです。
ムニュ ランコントル ブリオッシュ ドリンク付き
バターが香るやわらかなブリオッシュの中には、特製のキャラメルクリームとブラジル産カカオのガナッシュが入っています。
「ブリオッシュ オ ショコラ キャラメル サレ」と名付けられた20周年記念ブリオッシュ。こちらもショコラショ とのセットメニューです。
*伊勢丹新宿本店のほか、三越札幌店、三越広島店、岩田屋本店でも販売(※伊勢丹新宿本店以外は、土日限定販売、価格が新宿とは異なります)
ムニュ ランコントル パン オ ショコラ ドリンク付
特別なパン オ ショコラです。サクサクのバターリッチなパンの間に、ヴェネズエラ産カカオの濃厚なガナッシュをサンド。
実はこのパン オ ショコラは、ジャン=ポール・エヴァンを代表するチョコレートケーキ「グアヤキル」をイメージしているのです。ほんのり生姜が香るガナッシュと、ショコラ ショとあわせて味わえます。
*伊勢丹新宿本店のほか、三越札幌店、三越広島店、岩田屋本店で販売(※伊勢丹新宿本店以外は、土日限定販売、価格が新宿とは異なります)
金色のパッケージのカカオ85%の限定タブレット
20周年のキーヴィジュアルは、ゴールドに輝くタブレット。
「タブレット アニヴェルセル エ ヴァン」 は、20周年の喜びを「20=ヴァン(仏語の読み方)」の言葉遊びで表現。カカオ分は85%で、フローラルな香りのエクアドル産カカオを低い焙煎温度で仕上げています。金色のパッケージが華やか。
筋肉モチーフの「タブレット アブド」のミニサイズのセットも
筋肉をモチーフにした「タブレット アブド」。ペルー産カカオを使った「ノワール」と、キャラメルサレ風味のミルクチョコレート 「 ミニ タブレット アブド レ」が4枚ずつ入った20周年記念セットです。
20周年記念紙袋が美しい
20「ヴァン」(フランス語の「20」の読み方)と、エ「ヴァン」の言葉遊びを用いた、ユニークで楽しい20周年記念ショコラがブティックに揃っています。
期間は9月1日から10月31日まで。イートインでも、テイクアイトでも楽しめる、ジャン=ポール・エヴァン日本上陸20周年限定ショコラです。
ジャン=ポール・エヴァン
https://www.jph-japon.co.jp/
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美