【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
ロッテが小学生を対象に「小学生カカオハスクアイデアコンテスト」を行なっています。
カカオハスクとは、チョコレートの原料となるカカオ豆をつつむ皮のこと。チョコレートを作る工程で、チョコレートにはならず、取り除かれてしまう部分のことです。
小学生カカオハスクコンテストとは？
「小学生カカオハスクコンテスト」、対象は小学校4年生から6年生です。全国約2万校の小学校にむけて発表され、7月15日から主に先生を通じて小学生たちに伝えられているというこのコンテスト、すでにいくつかのアイデアが届いているようです。
テーマは「、カカオ豆を包んでいる皮「カカオハスク」の新しい使い道を、考えてみよう、ということ。
カカオハスクというものをまず知ったうえで、それを食べる以外の方法で、どんな使い道があるのか、それをみなさんに考えていただくというものです。応募期間は9月末までです。
カカオハスクとは？
それでは、カカオハスクとはなんでしょうか。
このことについては、ロッテの社員、五十嵐さんがユーチューブで解説していますのでリンクをはります。
今、ロッテがチョコレートを作る工程で出すカカオハスクは、肥料や飼料にしているそうですね。
なぜこのコンテストを？
ロッテの成田彩子さん（マーケティング部）にお話を伺うと、このコンテストを行う理由は、「チョコレートの材料のカカオを、もっと身近に感じてもらいたい」そして、カカオの新しい可能性を考える上で「 子どもたちに柔軟な発想で、 今までにない商品やサービスを考えていただきたい」から。
夏は特に、小学校の自由課題などにしやすい時期であることから、7月から9月が募集期間としているそうです。
応募状況は？
コンテストにすでに反響があるそうで、成田さんによると「小学校の先生方からの問い合わせもあります。実際に見本となるカカオハスクの実物を送ってほしい、という学校からの要望があり、実際のカカオハスクを見られる場所はどこか、という質問もお客様相談室に入っています」。
発表会に登壇も？
コンテストはの受賞者は、特設サイトでお名前やアイデアとともに、発表される予定。
また、バレンタインシーズンにはイベントを行い、優勝作品などを発表する場を設ける予定もあります。全国の小学４年生〜６年生たちの、ユニークなアイデアが集まりそうです。
実施要項
コンテストの特設サイトはこちらです。
コンテストの内容は以下です。
主催：株式会社ロッテ
選考：表彰：事務局ならびに審査員が公平かつ厳正な審査のもと、受賞作品を決定します。
応募作品は、アイデアだけでなく、提案用紙のまとめ方など総合的に審査して受賞作品を選出します。
＜応募対象＞小学校4～6年生（複数人でのチーム応募も可能です）
＜形式＞自由（イラスト、図、画像、工作、文章など）
＜応募方法＞コンテスト特設サイトおよび事務局への郵送
＜応募用紙＞縦型A3用紙1枚（A4用紙2枚をつないだものでも応募可能）
※白い縦型A3用紙を自由に使っても、応募用紙を特設サイトからダウンロードしても構いません。
＜応募期間＞ 7月15日(金)9:00～9月30日(金)
※郵送の場合2022年9月30日（金）必着／ウェブからの応募は24:00到着分まで。
＜発表＞2022年12月上旬にコンテスト特設サイトで発表予定
【賞品】
優秀賞（図書券3万円分）…… 3名※
佳作（図書券5千円分）…… 7名※
学校賞（図書券3万円分）…… 1校
上記賞品とともにロッテのお菓子詰め合わせ特別セットが贈られます。
※複数人によるチーム応募が可能ですが、賞品は個人同様に1作品に対して1点となります。
全国から、楽しいアイデアが集まりそうです。
追記：受賞者の結果発表はこちら！
小学生カカオハスクアイデアコンテストの受賞者が、発表されました。以下にまとめていますので、ぜひ読んでください。受賞されたみなさん、おめでとうございます！
小学生カカオハスクアイデアコンテスト結果発表！
【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
