ミニストップ「とろけるフォンダンショコラ」南国と北国が出会う

こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
ミニストップで毎年秋冬に販売される「とろけるフォンダンショコラ」。今年初めて味わいましたので、まだ味わったことのない方のためにレポートします。
毎年秋冬にメニューになります。
ということを、実を言うと以前から知ってはいたものの食べたことがなく、先日、南青山のミニストップ前を通ったときに、ふと思い立ち、はじめて味わってみました。
ミニストップ「とろけるフォンダンショコラ」

FONDANT AU CHOCOLAT(ベルギー産チョコレートを使用しているそう)
私がまずかわいいなと思ったのは、私はフォンダンショコラです、という、地味目のアピールです。(FONDANT AU CHOCOLATとカップに)
そして、ソフトクリームとフォンダンショコラの間に、思いがけず、境界があって、それが、最中の皮?みたいなものだったこと。
境界を越えて、南国と北極がいきなり出会う
上はソフトクリーム、下はフォンダンショコラです。
その境目に、コツン、とスプーンがあたるものがあったので、何かな?と確かめると
円盤状の、最中の薄い皮のようなものでした。
カップのサイズにフィットした、その円盤状の境界をぱり、と破ってスプーンを入れると、冷たいソフトクリームの下に、あたたかなフォンダンショコラがあります。
なんというか
北国の向こうはいきなり南国
という感じ。
扉をはさんで、北国と南国、「あったか」「つめた」と、ゆっくりマリアージュします。
あたたかなチョコレートの香りに癒される
カップに入っているので食べやすいです。スプーンに、あたたかいフォンダンショコラと、つめたいソフトクリームが同時に乗ります。

あたたかくてつめたい!
あたためたばかりのチョコレートは香りの立ちのぼりが早く、その香りが大好きな私は、店内で、心癒されました。
仕事途中で立ち寄った夕暮れどき。人が少なく、落ち着いて味わえたのもよかったです。コンビニエンスストアのカフェスペースは、誰もいないと、独特の心地よさがあって、好きです。
みなさんも
「北国と南国が小さなカップで出会う、とかあゆみさんが言ってたかも」
などと思い出しながら、楽しんでみてください。338円(税別)なので、気軽にどうぞ。
全国のミニストップで販売されています。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美
*Oggi.jpの私のコラムにも書きました。(スマートニュースでも配信)