チョコレートジャーナリストの日々 – 代官山のビストロにて

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こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

2020年秋です。

チョコレートジャーナリストの日々、カテゴリーでは、2020年秋。チョコレート関連のジャーナリスト、市川歩美の日々の話を徒然に。

目次

あるとき。代官山のビストロで

秋です。

テラスが気持ちよい気候なので、テラスのある代官山のビストロへ。ランチしてからテラスを借り、すこしお仕事していました。

歴史に関する資料などを読み込んでいたら。

ぱらりと、きいろの彩りがテーブルに。それで、手をとめました。

仕事となると集中するため、私の意識は、時空を超えて古代メキシコやヨーロッパへ向いていました。それが、ぱら、という音で、2020年の代官山の、秋の午後へともどってきました。

木のテーブルに空からおちてきた、木の葉。そっと声をかけられたようで、うれしくなりました。

ちょっと一息ついたら?とか?

よくみたら、木の葉がきれい。

ここのところ、ギャラリーで今の気分にあう器やお皿を探していたところです。

作家さんが生み出す、陶器や漆器の彩り。いくつも眺めたていたけど、このテクスチャーと色彩の調和がいいな、ミラクル。眺めるほどに、圧倒的に美しいです。

美しさは、狙ったものじゃないことがありますね。持ち帰るのもやめました。持ち帰ったところで再現できない美しさだからです。

実は、この日。お店が忙しかったせいかオペレーションの問題か、なんとランチがでてくるのに30分以上かかったんです。(いまどきめずらしい!)

でもおかげで、書き物がすすみました。そしてギャラリーやお店にはない美と出会えてむしろ素敵だったかな。

今年は久しぶりに、パリにもブリュッセルにもいかない秋です。でも実は時間が濃く、充実していて楽しくて。なんだか私はすごく元気です。

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チョコレートジャーナリスト  市川歩美

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