ブルガリが医療従事者にお弁当を届けるプロジェクトを開始

こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
イタリアを代表するハイジュエラー BVLGARI (ブルガリ)が、日本で医療機関へお弁当を届けるプロジェクトを始めました。
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ブルガリが日本でお弁当プロジェクトを開始
ブルガリが、東京都内の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者へお弁当を届ける「ブルガリ お弁当プロジェクト」を始めています。
すでに昨日(4月22日)には、東京都立駒込病院へ180食が届けられ、今日23日には、国立国際 医療研究センター病院へ200食が無償提供されています。
このお弁当は、一般の方は購入できません。
「イル・リストランテ」のエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティン氏の提唱により始まったこのプロジェクト。ソーシャルディスタンスを守り、衛生管理を徹底して、銀座のキッチンで作られています。
このプロジェクトは、お弁当の製造にとどまらず、配送までも行います。
ブルガリが医療従事者に届けた本格的なイタリア料理のお弁当
お弁当の内容は、ブルガリならではの本格的なイタリア料理です。
医療に携わる方の、体の負担にならないようにと栄養バランスが考えられ、レストランで使う上質な材料のみを使用。野菜などは旬のものを極力使い、バター不使用。
このお弁当の内容は
アスパラガスのサラダ そら豆とプロシュートのクルード
茄子のパルミジャーナとバジルペストソース
チンタ・セネーゼ豚とツナのソース
ティラミスのタルト
あたたかくても、さめても美味しいように工夫されています。特筆すべきは、ブルガリの美意識が反映された美味であること。
医療従事者からのコメント
昨日、お弁当を受けとった東京都立駒込病院の院長 神澤 輝実氏は、こうコメントしています。
「新型コロナウイルスへの対応には、予断を許さない状況のなか、日々医療スタッフが真摯に向き合っております。そのような折、お弁当をご提供いただきましたことは、働く医療スタッフの励みとなり、一同、心より感謝申し上げます。みなさんの温かい気持ちに支えられていることに心から感謝し、大切な命を救うために、感染症指定医療機関として、多くの方のご期待に応えられるよう、これからも努力してまいります。このたびは誠にありがとうございました。これからも一緒に新型コロナウイルスと闘っていきましょう。」とコメントを寄せています。
今日、お弁当を受け取った国立国際 医療研究センター病院院長杉山温人氏は
「このたびは、心のこもったイタリアンのお弁当をお届けいただき、誠にありがとうございました。お弁当は、新型コロナウイルス感染症の患者さんを救うために、日夜を問わず治療や看護等にあたっている医療スタッフをはじめ、センター病院の現場に届けたいと思っております。皆さまから支援してもらうことで、元気が出ます。看護師や現場の職員にとっても大いなる励みになると思います。」とコメントしました。
メニュー構成・調理を担当した、イル・リストランテのエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティン氏は、「仕事の枠を超え、生命を守る最前線で戦う医療現場の皆さまの多大なるご尽力に敬意を表します。この『ブルガリ お弁当プロジェクト』は、シンプルなイタリアンのメニューですが、私たちが常に大切にしている『季節』を感じて頂けるよう、栄養価も高い旬の食材を中心にメニューを構成しています。医療現場で働かれる多忙な皆さまに、少しでも、見た目と味で春という季節を感じ、心が和むひとときをお届けできればと願っています」とコメントしています。
ブルガリの支援はグローバルに
ブルガリは、イタリア代表するハイジュエラー。すでに本国では科学界と医学界を支援しつづけ、ワールドワイドに多くの活動を始めています。(フレグランス部門が持つアルコールに関わる技術を用いて、サニタリージェルを製造・無料配布するなど)
日本では今後もこの「お弁当プロジェクト」は、週に2回のペースで続けられ、次回は4月27日(月)に東京都立駒込病院へ、28日(火)には、国立国際医療研究センター病院へお弁当が届けられる予定です。
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