こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
ラ・メゾン・デュ・ショコラが今年2019年、ハロウィンコレクションを発表しました。私の記憶では、メゾンでハロウィーン、久しぶりです。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ期間限定・ハロウィンのシュークリーム
販売中のハロウィンメニューを、青山店でいただきました。
まずシュークリームです。
私は、ラ・メゾン・デュ・ショコラのシュークリームがとても好き。構造が面白いのです。マトリョーシカみたいな、「シュークリームの中にシュークリーム」な、構造が。
▲「シュー ハロウィーン」750円(税込)
これまでに、期間・店舗限定でときどき販売されたシュークリーム。
今回は、プレーンのシュー生地の中に、チョコレートのクリームとチョコレートのシャンティ。中に小さいシューが入っていて、中にチョコクリーム。
上には、ダークチョコレートのコウモリのデコレーション。コウモリのチョコがシューにのるのはハロウィンならでは、そして今回が初。
ハロウィーン限定ブシェが、思ったより大きい
続いてこちら。プレスリリースや記事からでは、実際の質感やサイズはわからないものだな、という良い例です。
▲「ブシェ ハロウィーン」 4500円(税別)
思ったより、すごく大きい!
私はかねがね、プレスリリースやプレスリリースとリアルは、大きな差があることを感じていますが、こちらは、ポジティブな意味で、ギャップがありました。
写真ってサイズがわからないんですよね、この写真も分かりづらいかもしれませんが、この一粒が、かなりの大きさです。
これはボンボンではなく、ブシェなのです。(ブシェとは)→市川歩美監修です。サロン・デュ・ショコラのチョコレート用語集を参照してください。
約5センチ四方の正方形で、厚み1.2センチ!
2種の詳細は
- グレンダンテル(サクサク食感のクレープダンテル入り)
- パンプキン(かぼちゃの種入ダークプラリネ)※「ビヤンネートル」の1本のローストしたカボチャの種&アーモンドのプラリネをダークチョコので包んだ「グレン ドゥ クルジュ」のブシェタイプというかんじ
ラ・メゾン・デュ・ショコラのハロウィンのかぼちゃチョコ
さらに、かぼちゃの形のチョコレート製オブジェも2種登場。
▲「ムーラージュ ハロウィーン レ」「ムーラージュ ハロウィーン ノアール」
ミルクチョコ、ダークチョコで作られたかぼちゃの中には
- アマンダス(ミルクチョコ、ダークチョコーコーティングされた、アーモンド)
- アヴェリナス(ミルクチョコ、ダークチョコーコーティングされた、ヘーゼルナッツ)が、入っています。
まだ中身は、確かめていません。しばらく見つめていて、なかなか食べられないので、いただいたらまたご報告します。
ラ・メゾン・デュ・ショコラは、パリ発のチョコレートブランドです。
フランスではあまりハロウィーンが一般的ではないのですが、ブランドのご担当者さんによると、ハロウィーンコレクションはアメリカで大きな需要があるそう。
ラ・メゾン・デュ・ショコラはニューヨークにもショップがあり、近年日本でもハロウィーンが盛り上がりを見せていることから、久しぶりのハロウィーンコレクションを展開することとなったそうです。
ラ・メゾン・デュ・ショコラの提案するおいしいハロウィーン、ぜひ楽しみましょう。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美