こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げるジャーナリスト、市川歩美です。2025年11月25日、東京港区南青山でリンツ最上級ラインとされるコレクション「シグネチャープラリネ」の発表会が開かれました。私はジャーナリストとして、コレクションを生み出したシェフのアルノー・ラゴさんと対談。このチョコレートの魅力をお伝えしました。この記事では発表会のことと、「シグネチャープラリネ」の特徴などを伝えます。
豪華!「リンツ シグネチャープラリネ」発表会

2025年11月25日、東京港区南青山でリンツの「シグネチャープラリネ」の発表会が開かれました。驚くほど美しく、高級感あふれる会場。メディアや関係者をはじめ、有名人の方々が集まり、いち早くリンツの最高級ラインのチョコレートを味わいました。
リンツは、世界120か国以上で愛されるスイスのプレミアムチョコレートブランドです。クリスマスシーズンに向けて発表されたこのコレクションは、リンツ初の、フランスの職人によるハンドメイドのアルティザン・プラリネです。創業180周年。リンツがフランスの職人技によるチョコレートを手掛けるのは今回が初めてです。
リンツ最上級「シグネチャープラリネ」とは?

「シグネチャープラリネ」はリンツが初めて、フランスの職人技を打ち出して作った最上級ラインのプレミアムチョコレート。フランスに拠点をおくリンツのメートル・ショコラティエ、アルノー・ラゴ氏がフランスで2年をかけて、心を込めて開発したチョコレートたちです。

リンツに在籍して14年。リンツを知り尽くし、フランスのアルティザンショコラティエとしての経験が長いアルノーシェフだからこそ、このようなコレクションが生まれたのだと思います。初めて目にしたその日から、私はじーんとしていました。
カカオはもちろん、ヘーゼルナッツやアーモンドといったプラリネを構成する素材、それにあわせるココナッツ、紅茶、柚子やラズベリーなど高品質な素材による全7種。
あのリンツのショコラティエが、フランスのアトリエでデザインから素材、香り、食感、味わいに至るまで手作業で作っているのです。さらに感激したのは、この発表会のためにアルノーシェフが、フランスから初来日したことです。

発表会での登壇とチョコレートの魅力の紹介

発表会で、私はチョコレートジャーナリストとしてアルノーシェフと対談形式で登壇しました。シグネチャープラリネの魅力を皆さんに伝える役割を担う形となり、みなさんに、このチョコレートの楽しみ方や見どころをお話しました。
発表会の会場では参加者のみなさまが「お話がわかりやすく、チョコレートへの情熱が伝わりました」「説明を聞いて、今すぐ食べたくなりました」などのお声をかけてくださり、とてもうれしかったです。

このチョコレートはもちろん「おいしい」んです。
でもよりその価値やおいしさを感じていただきたい。これまでのチョコレートや他のチョコレートとどんな違いがあるのか、味わうとどうおもしろいのか。そういうことを私がお話しすることで微力ではありますがガイドになれたらと、チョコレートに替わって、お話しをしました。
代表的なプラリネ2種の紹介

発表会では特に、7種の中から、2種類のプラリネを紹介しました。
まず「ミルクティープラリネ」です。一粒で豊かなミルクティーの風味を楽しめ、チョコレートと紅茶の香りが絶妙に調和します。中のプラリネはホロホロとふわっとした軽やかさがあるんです。どっしりと甘いプラリネとは一線を画したかろやかでしあわせになれる一粒。誰もがにっこりすることでしょう。
もう一つは「ダーク70%カカオプラリネ」。主役はカカオで、ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネがサクサクとしたアクセントを添えています。表面の薄いコーティングがパリッと割れ、中はサクサクっときて、そしてふわふわとりーり。三段階の食感が一粒煮込められています。美味しい余韻はリンツならでは。
もちろん他の7種類のプラリネもすべて解説したいくらい、魅力的です。7粒すべてを味わうことで、コレクション全体のバランスや個性を堪能できる、というポイントもお伝えししました。
箱詰めも手作業 色がない理由

ここで、私が直接アルノーシェフを取材して伺ったことを明記しておきます。
アルノーシェフによれば、色付けをしていないのはチョコレートそのものが主役であることを表現しているからだそうです。さらに、ボックス詰めもフランスのアトリエで手作業で行われています。仕切りのない美しい並びはまさにフランスのアルティザンショコラの姿。
甘さをおさえた軽やかなテクスチャー。洗練されたプラリネの味に気づき質問しましたが、シェフによるとその理由は、まずは素材の厳選。さらには製造工程で油分と糖分をおさえて風味を引き出す工夫を重ねたそうです。完成までの2年の歳月がうかがえました。
発表会の感想とおすすめ
発表会には、日本法人リンツ&シュプルングリージャパンの福本千秋社長が登壇。「シグネチャープラリネ」はリンツ初のアルティザン・プラリネ。このチョコレートによって、フォーマルなギフトや大切な人への贈り物、自分へのご褒美として、新たなチョコレート体験の場を広げていきたい、などと語りました。

また、タレントのリリー・フランキーさん、前田敦子さんも「シグネチャープラリネ」を味わいながら楽しいトーク。やはりこのチョコレートの美味しさに驚き、心を動かされていたのが印象的でした。
リンツは創業180年以上の歴史を誇り、世界120か国以上で愛されるスイス発プレミアムチョコレートブランド。今回発表された「シグネチャープラリネ」は、スイスに拠点を持つブランドが、フランスの職人技をあらわした最新のチョコレート。
私は今回の発表会でアルノーシェフと共にその魅力をみなさんに伝えられたことに感謝。そして現代のリンツを象徴するこのプラリネを日本で味わえるのは素晴らしいことだと思っています。
パリで高い評価を受け、まさに今、パリでクリスマスシーズンに多くの方に楽しまれているチョコレートです。日本でも楽しみましょう。私の一押しのチョコレートです。

リンツ「シグネチャープラリネ」
11月27日から全国のリンツショコラブティック25店舗と、渋谷スクランブルスクエア1階の期間限定ポップアップショップ「シグネチャープラリネbyリンツ」で販売されています。
https://www.lindt.jp/f/signature
text ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト 市川歩美
