こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。今日はチョコレートジャーナリストの日々カテゴリーでお届け。
私のアシスト担当のKさんのひとことで、パスカル・ル・ガックのパフェに慣れない人の気持ちに気づきました!という話です。
クロネコ氏の疑問
私のマネージメントや事務サイドをアシストしてくれているKさん(通称・クロネコさん)という人がいます。チョコレートジャーナル初登場。あるとき、クロネコ氏が、スマホでチョコレートジャーナルを読みながら、こんなことをつぶやきました。
どうやってたべたらいいか、よくわからない……。
えっ??
クロネコさんは この記事 を読んでいました!
Kさん(通称・クロネコ氏)
市川歩美のアシスト・マネージメント担当。男性。昭和生まれ。教育、金融など多くのビジネスに関わり、食全般に造詣が深いものの、チョコにそうくわしいわけではない。黒いファッションが似合っている。ネコ好き。
花ひらくパフェをどうたべたらいいのか
パフェをみておいしそう、じゃなくてうーん、と考え込んでいる人をみるのが初めてだったので「……おいしいそう、じゃないですか?」とたずねると、クロネコさんはこういいました。
チョコの花をどうやってたべたらいいか、わからない。
さらには
チョコが薄そうで、手で触ると壊れたりして、下にばらばら落ちそう。お皿に細かく飛び散った花をスプーンで掬おうとすると、うまくいかなさそうだし……
とのことです。
ほほおおおお
考えてみたこともない疑問でした!
というのも、私にとってこのパフェは定番、何度も食べているので、当然みんな食べ方を知っていると思い込んでいました。でも、クロネコさんのような人、多いかもしれませんよね??
パルフェフルーリー 基本の食べ方
なので、ここでおさらい。
パルフェフルーリーの基本の食べ方
です。(あゆみ流ベーシック)
まず、上に乗っているチョコレートのお花を、そっと指、グラスの上から外しましょう。多くの人は、グラスの横のお皿の上にそっと載せておきます。
かわいいので、しばらく眺めたり写真を撮ったりしつつ、花びらをつまんで味わったりするもよし。
お花をどけると、グラスの中が見えますので、ほほーこういうものが入っているのか、すごいなあなどと確認。
よきところで、このお花をグラスの上にもどし、お花の真ん中あたりをめがけて、スプーンを押すようにすると、ちょうどいい感じにチョコのお花が、グラスの中に落ちてくれます。
チョコレートのお花は、グラスにの外に飛び散ったことは、私の経験ではありません。よくできたパフェだなぁと思うことのひとつがこの点。このお花の細かなパリパリ感と風味が、パフェをより豊かなものにしてくれるんですよ。
もちろんお花を入れるタイミングは自由。途中でいれてもよいです。
パフェの食べ方はお店の人が教えてくれる
このパフェをどうやって食べるか、お店の人は教えてくれるんですか?
とも質問されたんですよね。
つまり「食べるのがむずかしそう」と、写真をみて、ためらってしまうかもしれないのですよね。
大丈夫。食べ方をたずねれば、スタッフさんがやさしく教えてくれるし、パスカル・ル・ガックなら、パフェの常連さん以外には、最初に説明してくれているとおもいますよ!
こう私が答えると、クロネコさんは「そうなんだ」と安心したご様子でした。
チョコジャーナル読者の方や、私のフォロワーの方には当たり前かもしれませんが、味わったことのない方もいますよね。私は食べづらいものはご紹介しない方なので、まずは安心していただきたいです。この記事も参考になるとうれしいです。
クロネコ氏とは、主に仕事関係の話をしていますが、洞察力のある人なので、しばしば私はほほーと深く気づくことがあるのです。おもしろい話は、またチョコレートジャーナルでご紹介するかもしれません
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美