【The Chocolate Journal チョコレートレポート】
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
前回の続きです。ザ・チョコルームに宿泊した私は、すでに、チェックインしたときから、早くも翌日の朝食を楽しみにしていました。ザ・チョコルームには、朝食がプランがセットされていて、朝食ブッフェには、ペルーのお料理が並ぶというのです。わくわく。
前編はこちら↓
ザ・チョココラボルームの朝食ブッフェにペルー料理
ホテル(ザ ロイヤルパーク キャンバス名古屋)のロビーは2階にあります。そのロビーのすぐそばにある、カフェスペース。朝7時から10時までが、ブッフェスタイルの朝食タイムです。
早起きして会場へ。多くの方がテーブルで思い思いの朝の時間をすごしていました。サラダやパン、スープ、といった豊富な朝食メニューの中に、ペルー料理が並び、おお、ペルーの国旗を発見。
この日の、ペルーにちなんだお料理は、3種類。
「パパ ア ラ ワンカイーナ」(写真右)は、黄色い唐辛子とチーズのミルクソースがけ。「ロモ サルタード」(写真左)は、炒めた牛肉と野菜とフライドポテトです。
ペルーといえばの「セビーチェ」。魚介と野菜をレモンドレッシングでマリネしています。
トレイにペルーにちなんだお料理3種と、サラダを盛ったのが、上の写真。セビーチェは、レモンの酸味が爽やかです。
牛肉とポテトと玉ねぎを合わせた「ロモ サルター」は、中華料理っぽい味わいでした。旨味があって、牛肉をぎゅっと噛み締めて味わえます。朝からお肉をもりもり食べて、元気になれそう。
「パパ ア ラ ワンカイーナ」のコツは、なるべくソースをたっぷりつけること。ポテトフライがぐぐっとおいしくなりますので、試してください。
スープや、発酵をテーマにしたメニューがいろいろあって、朝からヘルシー。サラダの自家製ドレッシングが色々あるのもよいです。心地よい朝食タイムになりました。
小倉フレンチトーストもたべてしまった、名古屋だけに
上の写真で、あれ?これなに?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです。名古屋っぽいフレンチトーストを味わいました。名古屋ですし、小倉的ななにかを、ということで「小倉フレンチトースト」を。
実は、チェックイン時。ホテルのフロント近くにこの「小倉フレンチトースト」の写真が掲示されていて、あまりにも美味しそうだったので「これはどこで食べられるんですか??」とスタッフの方に尋ねたところ、「朝食ブッフェで味わえますよ」とのお答え。
多分、多くの人がフロントにあるあの写真にそそられるのでは……(現地へ行った方ならわかりそう)。
フレンチトーストに小倉ディップをつけて味わいます。コーヒーによくあいますので、スイーツ好きな人は、朝食にどうぞ。
*朝食は、ランチタイムに変更もできます。
チェックインからチェックアウトまでカカオ産地の気配
明治 ザ・チョコレートのコラボルーム。チェックインから、チェックアウトまで、カカオ産地の気配がずっとなんとなくそばにあるかんじ。
チョコを味わうだけでなく、食事、室内に置いてある調度品や本や写真からもカカオ産地を感じる、なんともユニークなプランです。クセが強い、というか、クセになるかも?(私はなりかけている)
あとは、これがうれしい!チョコレートドリンクメーカーですね。
以前、大阪北浜で宿泊したときは、まだこのマシーンはお部屋にありませんでしたが、名古屋には設置してあり、チョコレートドリンクを堪能し放題。
しあわせでした……。私は、自宅で、毎日このマシーンで、最低2回はチョコレートドリンクを作るので、安心感があるし、うれしさ人一倍なのです。
私のように、一人でチョコやカカオ産地に思いを巡らせるもよし、2名泊まれるお部屋なので、ちょっとユニークな旅をしたい方、ご家族や仲の良いお友達と出かけると、楽しい休日になるのでは、と思います。
カカオ好きな方なら「自由研究」的に、チョコレートドリンクメーカーで、室内の資料を読んだりしながら、チョコレートドリンクアレンジ研究をするのもよいかもしれません。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美