こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
バレンタインギフトにおすすめのチョコレートとして、市川歩美が、おとりよせネットに「Louis Sherry(ルイス・ シェリー)」のチョコレートをおすすめしました。
ルイス・シェリーのチョコレートとは
1881年にオープンした、ニューヨークの伝説となったレストラン。サリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」の一説にも、その名が登場します。
洗練されたフランス料理とゴージャスな内装。上流階級の人々や、世界中のセレブリティが魅了され、ルイス・シェリーは有名な社交場でした。
このレストランで、実は顧客の間で大評判だったのがデザートで、特に人気を集めていたのがチョコレート。レストランはクローズしても、オリジナルチョコレートのレシピだけは大切に継承されていきました。
そんな「ルイス・シェリー」のチョコレートが、日本で購入できます。クラシカルで高級感あふれる、カラフルなブリキ缶入りのチョコレートは、ギフトにぴったり。ストーリーもあわせて送りたい、私のお気に入りです。
チョコレートの味は?
チョコレートは大粒で、甘さはおさえめ。個性的すぎず、ほっとするテイスト。ちょうどいいのです。多くの方に愛される味は、ギフトには重要なポイント。
代表的なチョコレートは、王冠型の「ストロベリーロマノフ」。創業当時の人気デザートをチョコレートに仕立てたものです。
ストロベリーとオレンジリキュールのガナッシュをミルクチョコレートでコーティング。「フルールドセルキャラメル」は、貝の形。とろ〜りとおいしい塩キャラメルがミルクチョコレートの中に入った、人気の一粒。
巻き貝の形のピスタチオディブロンテは香ばしいピスタチオのガナッシュ、魚の形のガナッシュは芳醇なラムが香ります。
19世紀ヨーロッパのチョコレートがNYで洗練
一粒一粒が、アンティークなブローチのよう。19世紀にヨーロッパで本格的に学んだ、とされるレシピのチョコレートが、ニューヨークで洗練されたものとなり、130年以上の時を超えて、現代へ。
チョコレートが辿ってきた歴史と、当時の面影を今に伝えてくれる、チョコレート。
2個入りも上品で、かわいらしいです。色々なデザインの缶があって、お相手の趣味にあわせてカラーを選んでもよさそう。
今は、私は、つややかなピンクの缶が気に入っています。明るく、幸せな気分になれるから。季節によって選びたい色が変わるかもしれませんね。夏なら、白や、ブルーもいいです。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
*2月10日から14日までは渋谷スクランブルスクエアで実物が見られます。
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