こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
1月21日20時(日本時間)から、パリと東京のスタジオをリアルタイムでつなぐ、オンラインイベントが開催されました。パリからは、有名ショコラティエのジャック・ジュナンシェフが登場、東京のスタジオでは、私、市川歩美がナヴィゲートしました。
ジャック・ジュナンと東京をつなぐ初のオンラインイベント
高島屋アムール・デュ・ショコラのプレス発表会のほか、オンライン上でもプレスリリースが配信されましたが、ジャック・ジュナンのブティックと東京のスタジオをつないで行うオンラインイベント。海外へ行けない時期だからこその百貨店の取り組みとして、大きな話題となりました。
タイムアウト東京でも記事になっています。
パリのジャック・ジュナンのアトリエをリアルタイムで案内
高島屋アムール・デュ・ショコラで、毎年トップレベルの人気を誇る、ジャック・ジュナンのチョコレート。その製造現場へカメラが入り、リアルタイムでみなさんをご案内する、という趣旨のイベントです。
パリのブティックへ出かけたことがあれば、すぐイメージできますよね、あの螺旋階段。ぐるりとあがると、アトリエです。
アトリエ内にカメラが入って、スタッフがボンボンショコラを製造している様子を中継しました。アルミのボックスに手詰めしている様子をはじめ、パリで今予約がとれないほどの人気という、ガレットデロワが並ぶ様子も。
そしてこちら!
ジャック・ジュナンシェフと娘さんのジャド・ジュナンさん。東京のスタジオにいるのは、市川歩美です。(ジャドさん、かっこよかったですね!)
ライブ中継では、チョコレートの解説とともに、日本のファンへメッセージを届けてくださいました。
新しい香りや、風景を、私たちのショコラを通して、体験していただけると思います。
フランスのものだけではないハーブ、お花、お茶を使っています。コロナで動けない時期だからこそ、ショコラをとおして、楽しんでください。
どうぞみなさん、
美味しく召し上がってくださいね。
ジャック・ジュナンシェフより
オンラインライブ、こぼれ話
楽しいイベントでした。
ちょこっとこぼれ話をしますと、東京のスタジオでナヴィゲートしていた私もパリ気分になりました。久しぶりにあの街を歩き、ブティックに出かけたような気持ちになったのです。
実は、予定していた機材のトラブルで、ほとんどリハなしの本番でした。リハーサルの時間はあったのですが、本番直前までパリとつながらなくて現場はちょっとハラハラ。でも海外とのコネクションは、ときどきそういうことがありますからね。
パリからご案内くださった、松本さん(現地の案内役)と私は、ライブで初のやりとりとなりました。が、初めてとは思えない感じで意気投合、私は松本さんとすっかり仲良くなってしまいました。
トラブルを乗り越えてのライブ。不思議と本番は、ほとんど映像の乱れがありませんでした。
改めて感謝したいのは、スタッフのみなさま。最後まで諦めることなくギリギリまでラインの接続を試みてくださっていました。ありがとうございます。
そして、もうひとつのエピソードですが、ジャドさんの服装です。
後で伺ったところ、この日ジャドさんは、お誕生日だったのだそう。「モデルさんみたい!」などのコメントがあがっていましたが、あのお洋服は、午後、お誕生日の集まりへ出かけるためだったんですって。クールでしたね。
2022年「ヌーヴォー セレクション」は新作4種入りで話題
ジャック・ジュナンのチョコレートは、日本では高島屋アムール・デュ・ショコラで限定販売されています。
今年は、代表的なショコラを集めた「クラシックセレクション」、ハート型のプラリネ「バレンタインハート」、新作を4種つめあわせた「ヌーヴォーセレクション」を販売。
新作は、左から、ジャスミンのプラリネ、アニス&ハチミツ&セサミをあわせたプラリネ、ローズマリーのプラリネ、そして右端の、タヒチ産のバニラを贅沢に使用したガナッシュの4種です。
(左から4番目のボンボンは、定番のヘーゼルナッツガナッシュ)
毎年新作は話題になるので、お早めにオンラインなどでご購入ください。オンラインライブをご覧になった方の多くがご購入され、高島屋さんによると、今年は一段と売れ行きがよいそうです。
ジャック・ジュナン 2022年オンラインショップのリンク
ジャック・ジュナン氏のショコラは、日本ではバレンタインシーズンのみ、高島屋アムール・デュ・ショコラで限定販売されています。オンラインショップをリンクしておきます。
ライブでもお話しましたが、パリに自由に行ける日がきたら、必ずまたジャック・ジュナンさんを訪ねます。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美