チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。しばらく京都にいました。
以前、東洋経済オンラインでも書きましたが、京都には魅力的なチョコレート専門店がたくさんあります。(市川執筆・参考記事は最後にリンク)
その中から今日ご紹介するのは、築100年の町屋を改装して作った美しいチョコレート専門店「セゾン ド セツコ 京都ショコラトリー」の新作について。最近発売が開始されたばかりのチョコレートのパンがすごく美味しいです。
セゾン ド セツコ 京都ショコラトリー「パン ミュスリ ショコラ」
このパンがですねー、美味しくて、私好みで感動。
京都にお住まいの方、近隣の方、ご旅行される方はぜひ買ってみてください。結構なボリュームですが、1本1080円、二分の一で540円(税込)と、とても良心的な価格です。
パリ発のパティスリー・ブーランジェリー「リベルテ パティスリー ブーランジェリー」とのコラボレーションで生まれたチョコレートのパンです。
(あまり上手に写真がとれてなくてすみませんが……)
リベルテのハード系人気商品「ミュスリ」に、メリーチョコレートのカカオ100%、カカオ70%のチョコレートを練りこんでいるそう。
良質なオリーブオイルやソルトにあいます。そこのままでもふだん味わいたいし、ワインと一緒でも素晴らしいことでしょう。レーズンやイチジク、ヘーゼルナッツ、くるみ、生姜などが入っていて、フランス産と北海道産の小麦粉をブレンドして作られています。(おいしいなぁ)
「パン ミュスリ ショコラ セット」はイートインで
1周年を記念して、カフェメニューにもなっていました。
ビターチョコレートを生かしたパンに、クリームチーズやピクルス、オリーブオイル(3種から選べる)が添えられています。
このぜんぜん甘くないメニューにもぐっときてしまい……これについてはまた別途、細かく書きますが
ひとまず、お近くの方。まずはこのパンを買って、テイクアウトして食べてみてください。私は結構なサイズですが、丸ごとひとつ、東京へ持ち帰ってきました。甘くない、料理感覚の、新しいチョコレートの表現としておすすめです。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美
*参考記事(東洋経済オンライン)
「京都に世界の高級チョコレート店が集まる必然」text 市川歩美