こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
「チョコレートジャーナリストの日々」では、私の仕事の上でのお話、日々のお話を書いています。意外にも「たのしみ」とのお声をいただきますので、不定期ですが、ときどき書いていきます。
さて。目はとても大事です。私は、メガネのときとコンタクトレンズのときがありますが、どちらも慎重に度数をはかるなどして、目にあうものを選んでいます。
眼科で爆笑した話
そんなわけで、今日は眼科で爆笑したお話をします。
先日眼科へいきました。コンタクトレンズの処方のためです。私は、2種類のコンタクトレンズを購入することにしました。
目の検査に問題がなかったので、最終的にコンタクトレンズを、試しに目につけてみることになりました。2種類あるので、順番に。
でも、2種ともほぼ同じで「度数は同じの、メーカー違い2種」を買うので、さほど見えかたに差はないはずです。
そんなこんなで1メーカー目を装着。うん、思ったとおり。「きれいにみえます」と安心、にっこり。
続いて2メーカー目です。先生からコンタクトレンズをピンセットで渡され、そっと受け取り、コンタクトレンズを目につけました。すると、途端にびっくり。視界がぐわあんと、恐ろしく歪んでいます。
「先生、急にぜんぜん、なにもみえません」
視界がぐあぐあーっとなって何も見えません……。
「ええっ」と先生。
「生活できないくらい見えません」と動揺する私(実際ぜんぜんみえない)。
おかしいですね、などと言いながら先生は
「目薬をさしましょうか」
「(パッケージを再チェックし)度数はあっていますから、目が慣れないんでしょうか」と対処しようとしてくれます。
私は、未体験の視界の歪みに怯えつつ
「いえもう、そういうレベルではないくらい、世界が歪んでいます」
先生「えーっと(神妙)。では機械で目を調べますね。こちらへきてください」
あゆみ「はい……(急な目の異変が怖い)。」
よろよろと私は、精密な顕微鏡のような機械の前に座り、先生は、慎重に私の目を覗きこみました。
すると、しばらくの沈黙の後、先生が言いました。
「あっ!」
「え」と私。
「レンズが2枚重なっています!」
「えっ!!」
しばらく理解できなかったのですが、あろうことか私は、うっかり1枚目にはめたレンズをはずさず、上から2枚目を重ねていたのです笑
つまり、二枚コンタクトを重ね付けしていたわけで、コンタクトして度入りメガネをかけたのと同じこと。そりゃ見えんわ!笑
自分のおっちょこちょいぶりがおかしいやら恥ずかしいやらで、、私と先生は大笑い。
私は、目からレンズを1枚ずつ丁寧にウロコのようにはがし、処方箋をもらって帰りました。目からウロコとはこのことです。
そんなこんなで、眼科で爆笑したのは人生初で、どうしても誰かに話したくなり、チョコレートジャーナルなのに書いてしまいました!
メガネ好き
ところで、私は、メガネ好きなので、取材時や打ち合わせ時には、メガネをかけていることが多いです。フランス、ドイツのフレーム、京都のフレームなど、お気に入りはいろいろです。
最近は、メガネをしてマスクをしていたら、きっと誰だかわからないだろうな、なんて思ってゆるめに歩いているのですが、先日は「あゆみさん」と声をかけられて、えー、どうしてわかるんだろう??と驚いたりしました。
人は、髪型や、服装、持ち物や雰囲気などに、思いの外、特徴が表れているものなのかもしれませんよね。
text
チョコレートジャーナリスト 市川歩美