【The Chocolate Journal チョコレートレポート】textチョコレートジャーナリスト 市川歩美
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。ジャン＝ポール・エヴァン日本橋三越店が、6月16日にオープンしました。
8月末まで販売されている限定ショコラや、ガトーがありますので、早速お店へ出かけて、いろいろいただいてきました。結論からいいます。全部おいしかったです！
この記事では、ひとまず、ボンボンショコラについて書きます。
ボンボン ショコラ 9個 NIHOMBASHI
こちらは、日本橋三越本店限定ショコラ2種を含む、ショコラ9個の詰合せです。パッケージデザインが、日本橋界隈の古地図になっていることに注目してください。ゴールドのチャームもきれいです。
価格は4,320円（税込）
ボンボンショコラのボックスが、店頭ではこんな風に、ずらりとディスプレイしてあります。
ジャン＝ポール・エヴァンらしい ゴールドのタイルが、ボンボンショコラをシックに、演出していました。
それから、うわーなにこれーなどと思わずいってしまったのがこちら。
こんな大きいボンボンショコラのセットがディスプレイされていましたけれど、これは販売されているものなのでしょうか？？
というのを動揺して確認し忘れたので、わかり次第チョコレートジャーナルで伝えます。 なんだか 箱というより、トランクみたいですよね？（以前、トランク入りのショコラ、エヴァンにありましたよね）
海苔を使ったボンボンショコラ「プラリネ ノリ」
そして、私が当初から気になっていたのが、海苔を使ったボンボンショコラ「プラリネ ノリ」です。
早速味わってきました。
結論からいいましょう。大満足でした。
気をてらった素材遣い、というように感じる方もいるかもしれません。しかし、ジャン＝ポール・エヴァンの クリエーション、あくまでも上品。ほのかに、その素材を香らせたり、風味を感じさせたり。
そのようなジャンポールエヴァンらしいバランスが感じられました。
最初から海苔のかおりが強く感じられるわけではありませんので、しばらくお口に含んだら待ってみてください。風味のよいミルクプラリネを美味しく味わっていると、時間をかけて、しばらく後で風味のよい海苔の香りが追いかけて来ます。最初は海苔とわからない。でも、次第になるほど、とわかるのです。
白トリュフが香る「イノヴァシオン」
白トリュフが香るガナッシュをビターチョコレートでコーティングしたボンボンショコラは「イノヴァシオン」。 こちらはトリュフが好きな方はぜひどうぞ。
私はトリュフの香りがとても好きなので、大満足でした。こちらは、 トリュフの香りを愛する私には、強すぎることのないちょうど良いバランス。トリュフにあまり慣れていない方は、しっかり香ると感じるかもしれません。
白トリュフはアルバ産。オリーブオイルに香りを移して使っているそうです。
日本橋三越本店オープン記念であり、限定のボンボン、海苔を使ったプラリネと、白トリュフを使ったガナッシュ。
ジャン＝ポール・エヴァンには、 チーズを使った「ショコラ アペリティフ オ フロマージュ」というボンボンショコラのシリーズがありますが、こちらもお酒や、様々なノンアルコールドリンクに合わせることができて面白そうです。
8月31日までの限定なので夏のうちに
ご注意いただきたいのが、期間です。
6月16日から8月31日までの限定販売なので、気になる方は8月末までに出かけてください。
ボンボンを単品でも買えますが、ボンボンショコラ 9個入りを買えば、この2種類が入っています。 せっかくですから、パッケージデザインも限定ですし、日本橋三越本店限定のボンボンショコラのセットを購入するのも素敵かもしれません。
日本橋に出かけたからお土産を、という方にとっては、気の利いた、おしゃれなギフトになると思います。
日本橋界隈の古地図が壁に
ジャン＝ポール・エヴァン日本橋三越本店は、壁のデザインが日本橋界隈の古地図です。 これはボンボンショコラのパッケージデザインにも使われているのと同じもの。
せっかくですからスタッフの方に、 今いるこの地、「日本橋三越本店」の場所を教えていただきました。
はい、今、日本橋三越本店があるのはのは、ここ！
ちょっとカウンター越しで遠いので、文字はよく見えませんが、なるほどなるほど。
皆さんもお店に出かけたら、このあたり？とイメージしてみてくださいね。ショコラを味わいながら、日本橋の歴史に想いを馳せましょう。
限定のガトーやバー ア ショコラについては、次の記事で書きます。
INFO
ジャン＝ポール・エヴァン日本橋三越店
日本橋三越本店 本館地下1階
